beacon

振り向けば降格圏…横浜FM・木村監督はメンバー入れ替えも示唆

このエントリーをはてなブックマークに追加

[7.11 J1第17節 横浜FM1-2山形 ニッパ球]

 横浜F・マリノスはセットプレーからの2失点で、勝てる試合を落とした。前半2分にFW坂田大輔が幸先よく先制点。しかし、その後は中盤を支配しながら、シュートまでつながる回数が少なく、不用意な位置でボールを奪われてはカウンターを食らうなど自滅した。

 MF狩野健太は「勝っているのに突っ込んだりとか、そういうのが多い。自分たちでリズムを崩している。もったいない試合」と悔やみ、FW渡邉千真も「ボールを支配しても最後のシュートまでいけないからカウンターを受ける。カウンターを狙うところとしっかり回すところがハッキリしてなかった」と反省し切りだった。

 これで3試合勝利がなく、降格圏も勝ち点2差まで迫ってきた。15日にはナビスコ杯準々決勝のG大阪戦が控えるなど過密日程が待っている。木村浩吉監督は「今のやり方で、新しい選手を加えていこうかなと思っている。ずっと同じメンバーでやって結果が出ていない。1人か2人、代えてみようかなと思う」とメンバーの入れ替えも示唆していた。

<写真>敗戦を見つめる横浜FM木村監督
(取材・文 西山紘平)

TOP