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2戦3発の前田、次節に向け「山形には大きな借りがある」

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[7.12 J1第17節 磐田3-1大分 ヤマハ]

 FW前田遼一の2得点でジュビロ磐田が大分を振り切った。試合のペースを握っていたのは13連敗中の大分だったが、前半11分のFW高松大樹の決定的なシュートをGK川口能活が防ぐなど好セーブを連発。すると前半ロスタイム、DF駒野友一がFKを直接叩き込み、先制に成功した。

 後半立ち上がりの大分の猛攻も川口を中心にした守備陣がしのぎ切り、後半17分には前田がMF上田康太とのワンツーの形でゴール前に抜け出し、上田の左クロスに右足で合わせて2-0。後半24分に1点を返されたが、同37分、FWジウシーニョの右クロスをまたしても前田が頭で叩き込み、大分を突き放した。

 これで2戦3発となった前田は試合後のインタビューで「いっぱいボールを取られて迷惑をかけていたので、点が取れてよかった。(1点目は上田)康太なら必ず出してくれると思って走った。(2点目も)ジウがいいボールをくれた」とコメント。3連勝がかかる次節19日の相手は山形。開幕戦で2-6という屈辱的な敗戦を喫した相手とのリベンジマッチに向け「山形には大きな借りがあるのでしっかり返したい」と静かに闘志を燃やしていた。

(文 西山紘平)

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