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[日本クラブユース選手権]柏U-18が山嵜のハットトリックで大勝

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[7.25 日本クラブユース選手権GL第1節 清水ユース1-4柏U-18 Jヴィレッジ]

 試合はいきなり動いた。前半2分、柏U-18がFKを得ると、U-18日本代表MF茨田陽生のキックを、飛び込んだ山嵜駿がダイレクトループで合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 出鼻をくじかれた清水ユースだったが、エース鍋田亜人夢を軸に反撃に転じ、前半25分には相手のミスを拾ったMF成田恭輔のパスを受けた鍋田が冷静に決めて、同点に追い付いた。

 しかし、柏は茨田をアンカー気味に置くことで、攻撃的なボランチ・相馬大士とトップ下の仲間隼斗が自由に攻撃を組み立てるなど攻守のバランスが噛み合い、清水に隙を与えない。後半6分、MF熊谷達也のFKをDF斉藤陽太がつなぎ、最後は山嵜が決めて2-1。同11分にはCB上之薗泰斗のフィードから相馬が抜け出してダメ押しの3点目を決めた。後半26分には山嵜がハットトリックを達成し、大勝劇に花を添えた。

 「やっぱり拮抗した相手と試合をすると、刺激になる」。清川浩行監督が語ったように、プリンスリーグに参戦できていない柏にとっては久しぶりのガチンコ勝負。ここで得た手応えをどう今後につなげていくか。悲願のタイトル獲得に向けて、第一歩を踏み出した。

(取材・文 安藤隆人)


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