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[日本クラブユース選手権]湘南ユースが横河武蔵野FCユースの快進撃を止め、決勝トーナメントへ!

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[7.28 日本クラブユース選手権GL最終節 横河武蔵野FCユース0-2湘南ユース Jヴィレッジ]

 立ち上がりは湘南ユースのペースだった。4-1-2-3の布陣を敷き、FW中澤高也とMF関谷祐が連動しながら左サイドで起点をつくることで、横川武蔵野FCユースのマークのズレを誘った。

 だが、開始10分の猛攻をしのいだ横河武蔵野も徐々にFW石場大豊、左MF中島翔、攻撃的左SB石川直弥の3人が左サイドで攻撃を組み立てられるようになり、試合はこう着状態になった。

 そしてスコアレスドローで迎えた後半、湘南はトップ下の関谷祐に代え、FW磯村朋宏を投入。「相手のサイド攻撃を封じるために、ワンボランチからダブルボランチにした」(浅野哲也監督)ことで相手の勢いを止め、磯村が前線で起点をつくったことで一気に試合の流れを引き寄せた。そして後半11分、右CKから磯村がヘディングシュートを叩き込み、湘南が先制に成功。同34分には相手DFのミスを拾ったMF中澤高也がそのままドリブルシュートを決め、試合を決定づけた。

 ここまで快進撃を見せていた横河武蔵野。最後の最後で湘南にその勢いを止められてしまったが、彼らの洗練されたサイドアタックを軸としたサッカーが今大会を盛り上げてくれたことは間違いない。

(取材・文 安藤隆人)

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