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U-20代表、逆転勝利でGL1位

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 スペイン・バレンシア近郊のアルクディアで開催されている第26回アルクディア国際ユースのグループA最終戦でビジャレアルと対戦したU-20日本代表は先制を許すも前半で逆転。後半も2得点を加え、4-1で勝利した。 

<日本の出場メンバー>
▽GK
松本拓也(順天堂大)
大畑拓也(磐田)56分
▽DF
薗田淳(川崎F)
新井涼平(大宮)75分
比嘉祐介(流通経済大)
菅沼駿哉(G大阪)
内田健太(広島)
中村太亮(京都)45分
▽MF
山村和也(流通経済大)
登里享平(川崎F)
鈴木惇(福岡)30分
島川俊郎(仙台)
安田晃大(G大阪)

▽FW
白谷建人(C大阪)
押谷祐樹(FC岐阜)
河井陽介(慶應義塾大)56分

 ここまで2勝のビジャレアルと1勝1分のU-20代表との対戦。直前の試合でブラジリア州選抜が3-3でレバンテと引き分けたため、この時点で日本の決勝トーナメント進出が確定した。

 試合は、前半からミスの目立った日本がビジャレアルに押し込まれる展開に。時折両サイドで抜け出しかけるが、単独での突破でサポートが間に合わず、簡単に潰される場面が続く。
 それでも上手くラインを抜け出して押谷、白谷がビッグチャンスを迎えたが、それぞれオフサイド、枠外シュートで決めきれなかった。そのツケを払う事になったのは22分。チュミジャスのゆっくりしたドリブルへのチェックが甘くなったところをPA内まで持ち込まれ、キックフェイント一発でマークを外されてシュートを決められてしまった。

 しかし、日本も前半で同点、更に逆転にも成功する。同点弾は押谷。36分の右サイドからのセンタリングに、30分に負傷退場した登里に替わって入った鈴木が、相手DFを引き付けながら空けた中のスペースに入り込み、ダイレクトで押し込んだ。
 ここで流れを掴んだ日本は左サイドの鈴木を中心にビジャレアルを攻め立てる。40分、ゴール正面30M程の地点で得たFKを鈴木が得意の左足で直接叩き込んだ。

 後半、左SBを内田から中村に替えた以外はそのままのメンバーで臨んだ日本。ビジャレアルが圧力を強めたが、その中村がタイミングのよい攻め上がりで53分に3点目を決めてほぼ勝敗は決した。

 その後日本は56分にGK松本に替えて大畑、押谷に替えて河井。75分には薗田に替えて新井と次々とメンバーを替えていったが最後までバランスは崩れず。90分には途中出場で試合の流れを一気に引き戻すなど活躍した鈴木が、ライン裏に抜け出し、GKの飛び出したところを冷静に流し込んで4-1。通算2勝1分とし、グループ1位での準決勝進出となった。

 20日に行われる準決勝の対戦相手は、明日行われるグループBの試合結果で決まる。

<写真>押谷の同点弾を喜ぶ日本。この後3得点を重ねて大勝した

この試合のNEWS↓
鈴木、安田、山村、島川
押谷、白谷、大畑、中村
比嘉、松本、新井、登里

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