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川崎Fvs清水 試合後の選手コメント

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[8.30 J1第24節 川崎F1-1清水 等々力]

 J1第24節は30日、各地で3試合を行い、等々力陸上競技場では2位川崎フロンターレと3位清水エスパルスが対戦。2位・3位決戦は、後半32分にDF岩下敬輔のゴールで清水が先制したが、川崎Fも後半ロスタイムにDF伊藤宏樹が劇的な同点ゴールを決め、1-1の痛み分けに終わった。
以下、試合後の選手コメント

<川崎F>
●FW鄭大世
「相手の2トップが強烈で、その分、ボールを触る回数が減ってリズムも出なかった。最後までどうすればいいか分からない試合だった。あれはちょっとすごかった。もっと前からプレッシャーをかけて、簡単にロングボールを蹴らせないようにすればよかった。本当に防戦一方だったし、引き分けたのはデカい。2位の俺らが言うのもおかしいけど、勝ちに等しい引き分けだと思う」

●DF伊藤宏樹
「内容に満足できる試合じゃない。勝たなければいけない試合だった。しっかり反省して上を目指したい」

●GK川島永嗣
「チーム全体もハードワークしてくれたし、チームとして勝ち点1を取れたことをプラスに考えたい。ああいう形で失点したけど、試合自体は90分通してのもの。あそこでしっかり1点返せたのはチームに力があればこそだと思うし、そういう別の強さが出た試合だったと思う」
―好セーブを連発していたが?
「失点したのは納得してない。でもプレーの方向性とか、1試合1試合積み重ねてきているのものはあるし、自分のプレーとかパフォーマンスがチームの力になるようにやっている。チームの流れがよくなかったし、その流れを断ち切る気持ちでプレーしていた」

<清水>
●FW岡崎慎司
「最後のところで自分は(ファウルは)ないと思ったけど、追いかける感じで手が出て、ファウルを取られた。最後は悔いが残った。2点目を取るとか、得点するチャンスもあったし、そこで枠に入れないといけない。チャンスはつくれたし、相手より走れたし、いいサッカーはできたと思うけど。最後、ファウルしたのは悔いが残る。ファウルとは思ってないけど、そこは反省したい。勝ち切るというのは、そういうところでファウルをしないことでもあると思うし。勝ちに等しい試合での引き分けが多い。そこを勝ち切れるようにしないと」
―このあとはオランダ遠征だが、どんなプレーをしたい?
「DFの背後とか、相手と駆け引きして通じるか。大胆にプレーして、そこから課題も見つかると思うし、まず挑戦したい。(オランダには)北京五輪で負けてるし、食らいついて、点が取れればいい」

●DF太田宏介
「きょうは最初からいけたし、落ち着いてボールも回して自分たちのサッカーができてる感じはあった」
―逃げ切りたかった?それとも2点目が欲しかった?
「両方ですね。もう1点決めれば楽だったけど。最後はファウルが増えちゃったし、そういうところを反省して次に臨みたい」

●DF岩下敬輔
―得点シーンは?
「セットプレーのあとだったんで、1回(自陣に)帰ろうとしたけど、マイボールだったし、ファーが空いているのは分かったんで。フリーだったし、流し込むだけだった」
―最後に追いつかれたが?
「しようがないと言えばしようがない。ちょっとラインを下げ過ぎたところもあった。でも切り替えるしかない。ナビスコもあるし、上と(勝ち点が)縮まったと捉えるしかない」

(取材・文 西山紘平)

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