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シュート24本も横浜FMゴール奪えず

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[9.2 ナビスコ杯準決勝第1戦 川崎F 2-0 横浜FM 等々力]

 シュート24本も実らず。横浜F・マリノスは大事なアウェー初戦を0-2で落とした。序盤からボールを持ちながらなかなか相手の守備を打開できないでいると、15分に1チャンスを決められて失点。FW渡邉千真は「点を取られても慌てずに、という意識だった」と振り返るが、挽回しようと前がかりになったチームは再三相手ゴール前まで攻め込みながらも、決定的な形をつくれず。FW山瀬功治やFW坂田大輔が積極的に放っていったミドルシュートも、好守を連発する相手GK杉山力裕を勢いづけるだけだった。

 そして後半に痛い2点目を失い敗戦。山瀬は「悪い意味で前がかりになりすぎた。裏をとる動きが少なかったと思うし、ひとつ先を見越したイメージが少なかった」と反省。これで決勝進出するためには、ホームの第2戦で最低でも2点以上以上取らなくてはならなくなった。
 ただ渡邉は「全然みんなあきらめていない。点取らないと勝てない。点を取る」と宣言。逆転での決勝進出へ、横浜FMはホームで初戦の分もゴールを奪い取る。

<写真>川崎Fの堅い守りに遭い、横浜FMはゴールを割ることができなかった
(取材・文 吉田太郎)

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