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[天皇杯]番狂わせならず、Honda FCの新田「簡単にはいかない」

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[10.12 天皇杯2回戦 千葉3-0Honda FC フクアリ]

 Honda FCは後半に力尽きた。前半は互角に渡り合い、シュート数も4対5。しかし、後半4分に先制点を許すと、焦りとともに足が止まり、間延びした中盤のスペースをことごとく突かれ、失点を重ねた。

 ただ、前半はJ1チームを相手に健闘。粘り強く我慢し、失点するまでは狙い通りの展開に持ち込んだ。石橋眞和監督は「後半途中までだったが、チーム全員で守備をすれば、J1相手でもやれるのは間違いない。根負けすると90分我慢できない。いかに持続するか。そこから攻撃につなげるのは相当労力がいるが、気持ちがなえずにやっていけば、できるというのは証明された。それは収穫」と前を向いた。

 前日11日には同じJFLのホンダロックが東京Vを破り、さらに下のカテゴリーである松本山雅FCも浦和に勝った。FW新田純也は「自分たちもやってやろうと思っていたけど、そんなに簡単にはいかない。来年もう一度このステージに立てるように、立て直して一からスタートしたい」と決意を新たにしていた。

(取材・文 西山紘平)

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