【J1第4節】(西京極)
京都 0-1(前半0-1) 柏

<得点者>
[柏]李忠成(23分)

<警告>
[京]徳重隆明(8分)、角田誠(34分)、柳沢敦(43分)、シジクレイ(55分)
[柏]石川直樹(48分)、鈴木達也(59分)

<出場メンバー>
[京都]
GK
平井直人
DF
平島崇
増嶋竜也
手島和希
渡邉大剛
MF
シジクレイ
角田誠
→田原豊(62分)
佐藤勇人
FW
西野泰正
→アタリバ(37分)
徳重隆明
→林丈統(76分)
柳沢敦

[柏]
GK
南雄太
DF
藏川洋平
古賀正紘
小林祐三
石川直樹
MF
太田圭輔
→菅沼実(89分)
鎌田次郎
大谷秀和
茂原岳人
FW
李忠成
→大津祐樹(89分)
鈴木達也

以下、京都、柏公式サイトより監督、選手コメント

<京都>
●加藤 久監督
「残念な結果でしたが、内容に関しては自分たちがやろうとしていたことは表現できたと思います。1点失ったとき以外は、DFも相手の攻撃に対してしっかりボールをコントロールして守っていましたし、前半、徳重のシュートがバーに当たり、後半も何回か早い攻めができていました。今日の試合に関しては、柏の選手の粘りというか強さは素晴らしかったと思います。
　うちの選手に関しても、まずは同点に追いつかなくてはいけませんでしたが、選手たちは最後まで勝利を目指して戦ってくれました。自分としては、今日の試合の結果は非常に残念でしたが、選手たちがやってくれていることに関しては満足していますし、次につながる試合をしてくれたと思います。後半はほとんど相手陣内でサッカーをし、今まで長くJ1にいることはなかったクラブですが、J1の強豪チームと比べても、サッカーの内容からみたら、パーフェクトとは言いませんが、少しずつJ1の中にいるに相応しいチームになってきたと思います」

●FW柳沢敦
「まず平日の夜のホームゲームでたくさんのファンやサポーターの方に来ていただいて、勝ちがプレゼント出来なかったことが本当に残念です」
―サンガというチームの強みについては?
「サンガの強みは諦めない気持ち。闘志があると思いますし、90分間、笛が鳴るまでやれることだと思います。今日は結果が出なかったけれど、チームには諦めない気持ちがあるので、次は必ず勝ち点3を積み重ねられると思います」
―ヤナギコールについては?
「コールを聞くと自分自身期待に応えたいという気持ちが溢れますし、ゴールへの力にもなる。今日はチャンスを結果につなげられなかったことが非常に悔しいですし、僕自身(ゴールを)決めたかった。次の試合は(ゴールを)必ず決めたいですし、そのためにも気持ちを切り替えて明日からの練習を頑張りたいと思います」

●GK平井直人
「今シーズン、初めて負けたんでやっぱり悔しいですね。ただ、やっているサッカー自体は間違っていないと思うし、チャンスも作れていたんで、悲観することはない。3点取れるときもあれば0の時もある。後半も運動量は落ちなかったし、走り負けたとは思っていない。最低、引き分けにもっていきたかったけど、すぐに川崎戦があるんで次に切り替えたい」

<柏>
●石崎信弘監督
「ナビスコカップを含めて3試合、先制しながら追いつかれたり逆転されたりと勝ちきれない試合が続いていた。今日も先制したあと、2点目を取りに行こうと守備的にはならず、その結果京都の強力なオフェンスを抑えて逃げ切ったことは良かった。ミス絡みで失点することが多かったが、DF陣は気持ちが入っていた。古賀が戻ってきて締まっていた。しっかり準備して次の試合を戦いたい」

●DF古賀正紘
「ある意味追い詰められた状況での試合だったかもしれないが、ひとりひとりが気持ちの入ったプレーができた。サンガの田原が入ってからはプレースタイルがわかっていても抑えきれないシーンもあって、精神的にも厳しい試合だった。ただサイドから崩されたシーンは多くはなかったと思うし、サイドの選手もよく頑張っていた」

●MF鎌田次郎　
「とても疲れた試合でした。でも相手のシュートに対してみんなが身体を張っていた。相手のロングボールに対しては古賀さんが競って、そのセカンドボールを奪われないように特に注意していた。この勝利を次につなげたい。次の試合こそ大切です」