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浦和vs.名古屋 両チーム監督試合後会見

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[3・15 J1第2節 浦和0-2名古屋 埼スタ]
得点[名]ヨンセン、小川

 15日、J1第2節の浦和対名古屋戦が行われ、アウェーの名古屋が2-0で快勝した。以下は試合後の浦和オジェック監督、名古屋ストイコビッチ監督の試合後会見要旨。

●オジェック監督
「(敗戦の)原因はすべて前半にあったと感じている。部分的にではあるが、集中力に欠けていた。何人かの選手は集中力を持続してくれていたが……。
 後半はかなり改善されたと思っている。しかし惜しいところでシュートが入らないところに、まるでクリスマスプレゼントのようなゴールを与えてしまった。
(闘莉王欠場が響いたところはあるか?)
もちろん。彼は質が高くて重要な選手。その彼が抜けたことはポジティブではありません。
(ハーフタイムの指示と、後半どんなところが改善された?)
プレスをより強くかけ、そしてフィニッシュに持って行こうと指示を出した。結果シュートの数が増え、ゴールに近づいたところは改善されたと思う。
(優勝を狙うチームにとって開幕2連敗は厳しいと思うが、今後どう立て直す?)
いちばん大事なのはスピードをあげること。この2連敗をネガティブにとらえず、自分たちに自信を持ってやっていきたい」

●ストイコビッチ監督
「(勝利して)素晴らしい気持ち。とてもエキサイティングでとてもおもしろいゲームになった。スタジアムに来てくれたファン、テレビで見ていたファンにとってもおもしろいゲームになったと思う。
(今日は全員の守備意識が素晴らしく見えた)
私がいつも考えているのは、攻撃も守備も組織的なサッカーをしたいということ。(練習で)つねづねいってきたことができた。今日もミーティングで説明し、2ヵ月で準備してきたことを(選手たちがピッチで)出した。モダンフットボールには美しさが伴うが、選手はそれを表現してくれた。とても満足している。
(今日は玉田がよかったと思うが?)
今日はよくプレーできた。昨年よくなかったと聞いていたが、これで彼も自信がついたと思う。(視察に来ていた)日本代表の岡田武史監督にとってもいいニュースだと思う。私もうれしい。今日は素晴らしいパフォーマンスだったと思う。
(埼玉スタジアムで浦和と試合することは難しいと思うが?)
どこでも、やることは集中して戦うこと。選手たちは私のその考えを理解し、プレーで出してくれた。サイドチェンジ、ボールキープでリズムを作り、よくできた。日本屈指のアジアチャンピオン相手にそれをできたことはうれしく思う。ただ問題もいろいろあった。とくに後半の10分間。逆に言えば、(失点せずに)ラッキーだったと思う。
個人的には監督になって初勝利なので、記念日になると思う」

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