[3・15 J1第2節　浦和 0-2 名古屋 埼玉]

　浦和対名古屋はFWヨンセン(33)とMF小川佳純(23)のゴールで名古屋が2-0で勝った。以下、両チーム選手試合後コメント

[浦和]
●MF梅崎司
「今日は負けてしまい、ファンの声がブーイングになってしまった。なんとかサポーターと一緒にがんばりたい。次は勝って、みんなで喜びたいと思う。
勝ちたかったけど、シュートも少なかった。(自分が出てからは)左サイドが自分のエリアなのでそこで仕掛けていったけど、(チームとして)あまり連動性がなかったと思う。一人一人の距離が遠くて、厚みのある攻撃ができなかった。
(敗れた開幕戦からの1週間で修正はできた?)
まだ改善されていないと思う。どうしたいかをみんなで話し合わないと。それは監督とも、選手同士でも同じこと。(突き詰め方が)まだまだ足りないと思う。
(埼玉スタジアムの)サポーターは、最初自分が途中出場で入ったときは大声援で迎えてくれた。なんとかしたかったけど、勝利につなげられなくて残念。埼玉スタジアムはとてもいい雰囲気なので、このなかで勝ちたいという思いが強くなった」

●FWエジミウソン
「前回よりはちょっとは良くなったと思うけど、結果が出てないんで。うまくできなかった。次の試合に向けて準備したい」

●MF鈴木啓太
「よくないゲームだったと思う。(課題)挙げればたくさんあるので、ここでは(言えません)。コンパクトでなかった。どこで取るのか意思の統一ができていなかった。ホームだし勝ちたいのはあったけど」

●GK都築龍太
「しょうもないことしてしまって、流れを切ってしまった。きょうの試合に関しては責任重い。不注意だった。僕自身が不注意してしまったことが100パーセント。ああいうこと(失点)になってしまったことが敗因ですし、申し訳ない気持ちでいっぱい。後悔してます」

[名古屋]
●FWヨンセン
「前半は自分たちのプレーができていたけど、後半は難しい時間もあった。(得点のシーンは)小川(記録はマギヌン)からいいボールが来た。ゴールを決めて、勝利に貢献できてうれしい。
(2試合連続ゴールだが今後の目標は?)何点取るというような目標はないが、プレーする以上はチームに貢献したい。今日の試合結果は自信になる。
(ストイコビッチのサッカーは楽しい?)そうですね、楽しい。でも、ハードワークもやらなくてはいけないところはある。
(浦和戦でよくゴールを決めている印象ですが?)浦和戦はよくチームとしてまとまっているので、結果が出ているのだと思う」

●DF竹内彬
「2節で勝ててうれしかった。(初戦は右SB、この日はCBで先発だったが)ここ1ヵ月ずっとSBやっていたけど、本来CBなんでシンプルにプレーしようと思っていた。相手の攻撃は個の力が強い。だから組織で戦おうと思った。(完封勝利は)前からの守備が良くはまったからだと思う。強い相手だったので勝てたことは今後に向けていいと思う」

●MF小川佳純
「(ゴールはミスパスが)まさか出てくるとは、と思った。守備への切り替えというのはすごく意識している。相手のリスタートを早くさせないために中に寄せていた結果だと思う。(シュートが)うまく入ったんでよかった。(今日は)積極的に仕掛けられたと思う。相手に不足はないし、自分たちのやりたいことが100パーセントできた。いちばん大きいのはこの流れを継続させることだと思う」

●DF吉田麻也
「後半の立ち上がり攻められた時にみんなでうまく守れたことが大きかった。(自身の点数は)90点。もうちょっと立ち上がりから高いラインとって自信もってできればよかった」

●FW玉田圭司
「内容もうちが上回っていたと思う。点取れれば最高だったけど。(代表のことを)気にせずできたからいいプレーができたと思う。今日だけじゃなくていいプレーを続けられるようにしたい。今年はすごく代表を意識していた。こんなに早く選ばれるとは思っていなかったけど。(日本代表では)名古屋の代表としていいプレーしたい。ドリブルとか相手に向かっていく姿勢を出したい。代表でも自分が通用するところを見せたい」

●GK楢崎正剛
「(後半)相手が出てくる予測はしていた。慌てることなくよくできた。失点しなかったのはよかった。このチームはこの戦いを続けることをしなければいけない」

(取材・文　吉田太郎)