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神戸は栗原の2発で逆転、2位浮上(神戸vs磐田試合記録・コメント)

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【第3節】(ホムスタ)
神戸3-2(前半0-1)磐田

<得点者>
[神]ボッティ(49分)、栗原圭介2(66分、72分)
[磐]オウンゴール(31分)、ジウシーニョ(70分)

<警告>
[神]内山俊彦(25分)、柳川雅樹(75分)
[磐]西紀寛(34分)

<退席>
[磐]柳下正明ヘッドコーチ(60分)

<出場メンバー>
[神戸]
GK
榎本達也
DF
石櫃洋祐
北本久仁衛
柳川雅樹
内山俊彦
MF
栗原圭介
ボッティ
→田中英雄(83分)
金南一
古賀誠史
FW
レアンドロ
→吉田孝行(79分)
大久保嘉人
→朴康造(73分)

[磐田]
GK
川口能活
DF
加賀健一
大井健太郎
茶野隆行
MF
駒野友一
河村崇大
上田康太
→山本康裕(69分)
成岡翔
→名波浩(77分)
西紀寛
FW
ジウシーニョ
→山崎亮平(81分)
萬代宏樹

神戸、磐田公式サイトより監督、選手コメント

<神戸>
●松田浩監督
「最終的にホームで勝つことが出来、ずっと声援を送ってくれたサポーターと一緒に喜ぶことが出来てホッとしています。前半は磐田の試合、後半はヴィッセルの試合という感じでしたが、最後は打ち合いになり、試合終了までどうなるか分からない試合でした」

―後半流れが明らかに変わりましたが、どのような指示を?
「まずシステムを少し変えました。色々と準備して試合に臨みましたが、相手のウイングの位置が予想よりも低かったため、3-5-2でずっとくるかなと思っていたのが、5-3-2だったりという感じで、ちょっとしたバランスが予想外だったため、準備しすぎたことで逆に選手は戸惑ったかと思いました。
 スペースを作る人と使う人、ボールを出す人と受ける人がちょっと合わず、相手の勢いのあるプレーで受身になってしまいましたので、準備したことにこだわりすぎるのもどうかと思い4-3-3にして、前からプレスをかけていくように指示しました。
 そして、システムがどうのこうのではなく、ファーストボールに競り合うといった基本的なことが出来ていないため、シンプルさが無く、苛立って個人で何とかしようとして、(前線の選手が)中盤に下、そこで複雑なことをしても駄目だということで、セカンドボールをしっかりと拾っていくというようなシンプルなプレーを指示しました」

―前のナビスコ杯の名古屋戦では流れを変えられなかったことを考えると、今日の試合では(選手達に)頼もしさを感じたのでは?
「この前の試合の選手達が頼もしくなかったということではありません。後半の戦い方については、選手達が持っている個の力を全て発揮してくれたと思っています。
開き直りから出る力は大きいものがあります。
 前半から試合をコントロールできるようになれば、さらにいいですね」

―後半に朴選手を投入してワントップにした意図とその評価は?
「大久保選手が疲れていたことと、イエローカードを既に貰っていたため、レアンドロ選手をワントップにして、彼がいた右サイドに朴選手を入れました。
 あの段階で4-4-2に戻すという選択肢もありましたが、前半はそれで相手に勢いをつけてしまうのではということも考え、実際には4-1-4-1というか4-5-1という形になりました。
朴選手にはフレッシュな足があるわけですから、守備的には石櫃選手のフォローもするように指示しましたが、よくやってくれたと思います」

―レアンドロ選手の怪我の具合は?
「詳しいことはまだ判りませんが、鎖骨の骨折ではないかという報告を受けています」

●FW大久保嘉人
―代表戦から戻って、コンディションに影響は?
「体も重くないです。時差ボケなども特にありません」
―今日の勝利で2位ですが?
「少し不思議な感じですね(笑)。でも、まだ始まったばかりです。ただ、この調子のままいければいいかな、と思います」


●MF栗原圭介
―今年早くも自身3点目ですが?
「できすぎですね(笑)」

―試合を振り返って?
「前半は思ったより相手がひいてきたので、とまどいながらプレーしていました。しかし、そこで集中力をきらさずに後半まずしっかり自分達の形をつくるようにしました」

―後半よくなりましたが、要因は?
「監督の采配に尽きると思います。まず、相手にあわせて自分達が動きやすくなる布陣にかえたことで、活性化したと思います」

―ヒーローインタビューではよく覚えていないということでしたが、自身のゴールを改めて振り返って?
「1点目ですが、ボッティがボールをキープしているのが見えましたので。彼は視野も広く抜け目なくポジションをとっていればボールが出てくると思ってポジションをとっていました。そこにあわせました」

―ジュビロ戦ということで厳しい試合が予想されましたが?
「どっちに転がってもおかしくないゲームでしたが、自分達のやることをしっかりとハードワークした結果だと思います」

<磐田>
●内山篤監督 
「前半は最終ライン・中盤・前線と3ラインが非常にコンパクトで、ボランチのところも相手の縦パス・くさびのパスを消しながらバランスが良くいい形で守備も入れていた。何度かチャンスがある中で相手のオウンゴールでなんとか1点を取れたことは流れとしては良かったですけど、何度かのチャンスを前半にモノにしたかったというのはあります。
 後半になって当然相手が攻めてくるという中で、受け身に待ってルーズボールも拾えない、ボランチの厳しいところのルーズなボールも相手に喰われてしまい、前にボールが入ってもサポートが全然押し上がらないという状態に中盤のところでだんだん受け身になってしまうと続いてしまった。その辺が課題です。
 1試合通じて前半の流れを継続するチームにならないとなかなか難しいと思います」

●DF大井健太郎 
「後半相手が3トップに代えてきて、4-3-3気味にボッティが前に出てきて、両サイドに古賀誠史とレアンドロが張って、センターFWに大久保嘉人という3トップに僕ら3バックが付きすぎたというか、引っ張られすぎてセンターと両サイドの間が使われてしまったので、そこをもっと機転を利かして勝っていたので4バックぎみに変えてもよかったし、そういうことを選手通しで話し合っていけるとよかったあと課題なのは、後半の入り方です」


●FWジウシーニョ
「まずは負けたのが悔しい。その中で日本でファーストゴールを決められた部分はうれしいです。なかなかゴールが決められませんでしたけど、いつもチームの力になるように努力しているので、これからもチームのためになるように、次の1勝を手にしたい。でも、負けたので明日・あさってとしっかりと練習をして水曜日にまた試合があるので勝利をおさめられるように努力したいです。
 前半はかなりよかったと思います。後半になって相手の長いボールから1点入れられ、その後、相手のプレッシャーがキツくなり失点してしまった。なんとか同点に追い付きましたが、チャンスがありながら決められずに3点を入れられてしまい負けてしまった」

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