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鹿島は興梠先制も追いつかれ、首位奪回ならず(大宮vs鹿島 試合記録&コメント)

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【第8節】(NACK)
大宮1-1(前半0-1)鹿島

<得点者>
[大]小林慶行(75分)
[鹿]興梠慎三(27分)

<警告>
[大]波戸康広(47分)、ペドロ・ジュニオール(77分)、藤本主税(85分)
[鹿]伊野波雅彦(49分)、ダニーロ(75分)、本山雅志(87分)

<出場メンバー>
[大宮アルディージャ]
GK
江角浩司
DF
村山祐介
→田中輝和(67分)
レアンドロ
冨田大介
波戸康広
MF
小林大悟
小林慶行
斉藤雅人
→ペドロ・ジュニオール(73分)
金澤慎
→藤本主税(65分)
FW
吉原宏太
デニス・マルケス

[鹿島アントラーズ]
GK
曽ヶ端準
DF
伊野波雅彦
岩政大樹
大岩剛
石神直哉
MF
青木剛
小笠原満男
野沢拓也
→本山雅志(67分)
ダニーロ
→増田誓志(81分)
FW
興梠慎三
田代有三
→佐々木竜太(76分)

以下、大宮、鹿島公式サイトより監督、選手コメント

<大宮>
●樋口靖洋監督
「勝たなアカン。そんなゲームだったというのが一番の印象です。選手たちは先週の浦和戦でも今日の鹿島戦でも、自分たちのスタイルを貫き、真っ向勝負を挑みました。そして、数多くのチャンスを作ったのです。だからこそ勝ちたかった、というのが正直な気持ちです。
 前節に続いて勝ち切れなかったということを我々は認識しないといけません。しっかりと勝ち切れるチームにならないと、今シーズンを戦っていく上で厳しい日々は続くと思います。
 ただ、少しずつではありますが、このチームは成長しているんだ、という手応えを感じています。ガンバを相手に自分たちのサッカーをつらぬいて、次節はしっかりと勝ち切れるような戦いを見せたいと思っています」

●MF小林慶行
「自分たちがやろうとしているサッカーをそう簡単にはやらせてもらえないだろうし、厳しい状況に陥ることもあるだろう、と鹿島との試合前には覚悟していました。ただ、自分たちが目指しているサッカーをチーム全員でトライすることが最も大切なのだと考えていました。
 鹿島というチームに敬意を持っていますが、今日の試合では90分を通してみるとビックチャンスの数は僕たちのほうが多かったでしょうから、勝ち点2を失ってしまったのではないかなと感じています。勝ち点2の持つ意味はすごく大きいものです。再び残留争いをしないんだという危機感を持って僕たちは戦っているわけですから、今日の試合には勝たないといけなかったのかなと思います。

●MF藤本主税
「ようやくケガから復帰できたのですが、ファンの方が“おかえりー”と言ってくれましたし、みんなが温かい声援を送ってくれたのですごくうれしかったですね。
 前半の間に試合を決めようとしているのかなと思ってしまうぐらいに鹿島はプレッシャーをかけてきました。前半はそのプレッシャーに押されて、自分たちのサッカーが出来ていないなと感じました。
 ピッチに出る前に、点をとるために主税を入れるんだ、と監督から言われたので、中盤からゴール前に飛び込んでいこうと思っていました」

<鹿島>
●オズワルド・オリヴェイラ監督
「我々の狙いはいつもやっている、相手の長所を消し短所を狙っていくということ。連戦プラス対戦相手からかけられる負担、アウェイということを考えれば、終盤は押されるということは考えていた。ただ、連戦の中での試合と考えれば総合的には悪い内容ではない。4試合で2分け2敗と数字上だけで見れば悪くなっていると見えるが、内容と不確定要素が含まれていることも考えてもらわなければならない。
 準備はすごく大事であり、それをするかしないかは、試合の終盤に影響してくるもの。結果だけみれば悪いと思われるかもしれないが、内容とその他の条件を盛り込んでの見方をしっかりすれば悪くはないと思う。
 今日は、まず選手たちを称えたい。こういった経験ができるというのはメリットでもあるし、こういったすばらしさを感じ取って、彼らは勇気をもって実行に移していっていると思うし、タフな条件の中でがんばっている。最後に我々の方が疲れていたのではなくて、相手の方が疲れていなかったということを言いたい」

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