【第9節】(ヤマハ)
磐田2-0(前半2-0)京都

<得点者>
[磐]田中誠(3分)、西紀寛(36分)

<警告>
[磐]ジウシーニョ(44分)、村井慎二(50分)、中山雅史(85分)
[京]林丈統(15分)、平島崇(34分)、西野泰正(89分)

<出場メンバー>
[ジュビロ磐田]
GK
川口能活
DF
鈴木秀人
田中誠
加賀健一
MF
駒野友一
河村崇大
上田康太
村井慎二
→犬塚友輔(56分)
西紀寛
FW
ジウシーニョ
→名波浩(80分)
萬代宏樹
→中山雅史(62分)

[京都サンガF.C.]
GK
水谷雄一
DF
平島崇
→徳重隆明(39分)
増嶋竜也
森岡隆三
→中谷勇介(45分)
手島和希
MF
斉藤大介
シジクレイ
佐藤勇人
渡邉大剛
FW
林丈統
→西野泰正(69分)
柳沢敦

以下、磐田、京都公式サイトよりコメント

<磐田>
●内山篤監督
「前半は早い時間に点が取れたのと、追加点。前半に関しては、入り方自体は悪くなくて、その中で点が取れたというのはよかった。後半に関しては、3トップ気味にくるのは予測できていて、最初は3枚でキチッと受けていこうと。もちろん相手が2-0なので前がかりになってくるので、マイボールになったときのコントロールをしっかりして、しっかりボールを保持して3点目をとると、そこがなかなかできなくて、だんだん突っ込まれて2ラインになってしまった。
　最後西野選手が出てきて4枚(4バック)にしようと。4枚といっても、駒野が下がればスムーズにいく。ただ、ボールにいけなくなってきていることと、あとは河村がちょっと最終ラインに引っ張られて、あの辺りで真ん中が空いて康太一枚になってしまった。そこは最後にマコが言って押し出したが、4枚になったら一つ前に出て行けと、そこが早く修正できるとよかった」

●DF田中誠　
「今日は立ち上がりから先制点がとれて、全体的な試合運びもよかったと思います。
　焦らずボールを繋げたし、人が少しでもパスコースを増やすために動いていたし、連動的な動きが立ち上がりから多くいい流れになったと思います。今日は無失点で終わりたかったし、悪い流れの試合が多かったので、こういうスッキリした試合ができてよかった。
　自分のゴールというより、押されて当たって入った…(笑)という感じで実感はないです。腰の辺に当たって、入った瞬間もわからなかったです。ラッキーでした。でも、先制点によって優位な立場で試合が運べたことがよかった」

●MF西紀寛　
「(後半途中から)自分がどこをやっていいかわからなくて、走って疲れました。後半の内容は悪かった。失点しなくて済んだのはよかった。
　今日は勝てたけど次が重要です。とりあえず星は五分に(4勝1分4敗)戻ったので、ここから先は貯金を積んでいけるようにしたい。エスパルスをしっかり叩いて。
　今日は、もっとシュートで終わる場面が必要だったし、もっと思い切って大胆にできたと思うので、その点が反省点です」

<京都>
●加藤久監督
「前半に関しては、悪い流れを引きずってしまったという感じがします。立ち上がり、ジュビロの選手たちの勢いに押されて後手後手に回ってしまいましたし、選手の反応も遅かったと思います。前半に関しては、やりたいサッカーが表現できなかった。選手は、なんとか流れを断ち切ろうという意識はあったと思いますが、ジュビロの勢いに押されてしまいました。1点で我慢できればよかったのですが、2点取られたところが、まだまだゲーム運びが安定していないなと思います。
　後半に関しては、決めきれるチャンスも作りました。もう少し冷静に(チャンスの)嗅覚があれば、少なくとも1点は返せたのではないかと思います」

●FW柳沢敦
「しっかりとした準備をして試合に臨んだが、意識だけではなくて、気持ち、コンディションとも体が動く準備もしておかないといけない。チャンスをつくれても勝ち点につながらなければダメですね」

●DF森岡隆三
「(失点シーンについて)前の選手が触るかなと思って、一瞬、止まってしまった。そういった積み重ねが(チームとして)連敗という形に表れているのかなと思う」
―途中、ポジションチェンジがあったが?
「どこでプレーしても個人的にもっといいパフォーマンスを発揮しないといけないし、トレーニングから意識して取り組んでいきたい。ただ、先は長いので気持ちを切り替えて頑張ります」