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清水が本田の決勝点で鹿島撃破、鹿島はリーグ6戦勝ちなし(清水vs鹿島 試合記録&コメント)

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【第12節】(日本平)
清水1-0(前半1-0)鹿島

<得点者>
[清]本田拓也(24分)

<警告>
[清]市川大祐(43分)
[鹿]曽ヶ端準(80分)

<出場メンバー>
[清水エスパルス]
GK
西部洋平
DF
市川大祐
青山直晃
高木和道
児玉新
MF
伊東輝悦
本田拓也
藤本淳吾
→山西尊裕(87分)
枝村匠馬
→戸田光洋(77分)
FW
フェルナンジーニョ
岡崎慎司
→原一樹(79分)

[鹿島アントラーズ]
GK
曽ヶ端準
DF
内田篤人
→佐々木竜太(82分)
岩政大樹
大岩剛
新井場徹
MF
青木剛
小笠原満男
本山雅志
→ダニーロ(66分)
野沢拓也
→増田誓志(66分)
FW
興梠慎三
田代有三

以下、清水、鹿島公式サイトよりコメント

<清水>
●長谷川健太監督
「選手たちが本当に最後の最後まで気持ちと集中力を切らさずに、よく戦ってくれた。今季初めて、こう熱くなるようなゲームができたのかなと。それまでは何となくという戦いが続いていたと思うが、それがこのような厳しい状況につながったというのを選手も当然わかっていた。その中で、これまでなかなか鹿島に勝てなかったわけだが、気持ちの部分が今日は相手より若干上回ったのだろう。それが結果につながったと思う。
 高さではアントラーズの大岩、岩政には勝てない。機動力をどう活かすかを考え、前線にボールが落ち着く選手がいないと話にならないので、フェルナンジーニョをFWに上げた。枝村を使った理由は中盤のバランスもあるが、彼の得点力を期待して使った。今日先発の岡崎、枝村らが本当によく戦ってくれたと思う。また、本田も素晴らしい仕事をしてくれた。彼のプレーは一試合毎に上がっていて、これまで培った経験や自信というのが今日のゲームに出たのだろう。
 テル(伊東)のリーグ戦通算415試合出場に関しては、どの試合をとっても素晴らしく、私がここで改めて言う必要はないだろう。このタイトな日程で、ほとんどの選手が疲弊している中、テルがずっと試合に出続けて中盤やチームを支えてくれたから、このチームがあると思う。これからもこのチームにとってはなくてはならない存在だ」

●MF本田拓也
「今日も多くのサポーターが駆けつけてくれたが、最近、チームが勝てない試合が続いたことで不安が大きかったと思うので、今日勝つことができて本当に良かった。
ゴールシーンはたまたまボールが自分のところに転がってきて、蹴った瞬間、“行った”と思った。プロ1年目の今日のような大事な試合でゴールを決められたことは本当に嬉しい。自分がゴールを決めたこともだが、チームが勝てたことが一番嬉しい。ディフェンダー陣を含めて、みんなががんばっていた」

●MF枝村匠馬
「前半はいい感じで入って、それほどピンチはなく試合を進められた。後半は足がつる選手が出て、今日の試合の厳しさを物語っていたと思う。自分としても、いつも以上に守備をがんばった結果、足がつって交代になってしまったが…。
 チームとしては、攻守の切り替えが早く、球離れが良かったし、上手くパスが回った。いつもはそれぞれがボールを持っている時間が長かったけども、今日は上手く周りの選手を使うことができたのが勝ちに繋がったのではないかと思う」

<鹿島>
●オズワルド・オリヴェイラ監督
「両チームとも勝ちにこだわった試合だったし、事実そういうゲームになったと思う。こういう場合は先制したチームに分があるが、結果的にそうなった」
―前半はカウンターを食らう場面が多かったが?
「こちらもそういう場面が多かったし、失点する前にはこちらにビックチャンスもあった。相手はそのチャンスを1本決めたということ」
―左サイドの新井場と隣の大岩のところを突かれることが多かったが?
「ある程度そうなることは予測していた。相手が狙ってくることは見えていたし、彼らにもそういう話をしたし、周りの選手にもケアするように言った。新井場の攻撃力を生かすためにはある程度仕方がない。それを狙われた時間帯は確かにあったと思う」

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