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京都が逆転で4戦ぶり勝利(札幌vs京都 試合記録&コメント)

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【第21節】(札幌ド)
札幌1-2(前半1-0)京都

<得点者>
[札]ダヴィ(18分)
[京]渡邉大剛(49分)、フェルナンジーニョ(89分)

<警告>
[札]芳賀博信(29分)
[京]アタリバ(20分)、手島和希(65分)

<出場メンバー>
[コンサドーレ札幌]
GK
高木貴弘
DF
坪内秀介
箕輪義信
西澤淳二
西嶋弘之
MF
藤田征也
→ディビッドソン純マーカス(52分)
クライトン
芳賀博信
中山元気
→石井謙伍(73分)
FW
アンデルソン
→砂川誠(66分)
ダヴィ

[京都サンガF.C.]
GK
水谷雄一
DF
増嶋竜也
水本裕貴
手島和希
→大久保裕樹(67分)
中谷勇介
MF
渡邉大剛
佐藤勇人
シジクレイ
FW
アタリバ
→田原豊(45分)
フェルナンジーニョ
柳沢敦
→徳重隆明(75分)

以下、札幌、京都公式サイトより監督、選手コメント

<札幌>
三浦俊也監督
「前半はアグレッシブにプレーすることができ、1-0で終えたことは妥当、あるいはもう少し点が取れてもおかしくない内容でした。相手の攻撃に関して言うと、フェルナンジーニョが効いているなというのが前半受けた印象で、そこを抑えてしまえば、チャンスを作らせない可能性があると思いましたが、さすがに簡単には抑えられませんでした。
 (その後、京都が)なんとなくチャンスを作っていたが、ビッグチャンスというところまではいっていなかった。前半の一番のピンチは最後のFKでしたが、あれ自体もフェルナンジーニョ自身がとったものでした。
 後半ですが、相手がシステムを変えて、センターに高い選手を入れてきて、後半に関しては京都のペースだったと思います。やはり2失点してしまったということは、(試合に勝つには)厳しいという印象を持ちました。2失点目の前には、こちらが2点目を取ろうと多少リスクはおかしながら、攻めに出る形になりましたが、なかなか流れを変えることが出来なかったという印象です」

<京都>
加藤久監督
「最後の時間帯に2点目が入って、3ポイントが取れたことを素直に喜びたいと思います。前半に関しては、今日初めてコンビを組んだディフェンスラインの手島と水本に少し不安定なところがありましたが、コンビネーションの問題というよりは手島の状態があまりよくなかったこともあり、そこからダヴィ選手に抜け出られて先制点を許してしまいました。
 後半は3バックにして、ロングボールをそのままGKのところまで運ばれることがなくなりましたし、両ワイドに中谷と渡邉、トップに田原を入れたことで、フェルナンジーニョが前向きでボールを受ける機会が増えました。守備面だけでなく、攻撃面でのバリエーションも増えたと思います。
 田原については、直接のシュートシーンには出てきませんが、その前のプレーで彼が起点となってくれて、きっちり仕事をしてくれたと思います。渡邉もフェルナンジーニョも2列目の選手達は前向きでボールを持つことができれば、シュートコースを作ることは十分にできるので、田原が前線でしっかり起点となってくれたおかげで生まれた2ゴールでした。  水本については、オランダ戦が終わった後に電話で体調を確認しました。私からは彼の体調が良ければ今日の試合で起用したいと伝えたところ、彼自身も出場したいということでしたし、中3日で調整することもできたので大丈夫だろうと判断しました。ただ、9日間で3試合、しかもインターナショナルマッチですから相当の集中力を使ったと思います。そういう意味でも今日の試合はよく頑張ってくれたと思っています。帰国してから休めなかった分、明日から2日ぐらいは休ませたいと思います」

●FWフェルナンジーニョ
「決勝ゴールを決めることができて、自分のゴールによってチームに勝利を呼び込むことができてとてもうれしいです。前半は札幌のディフェンスをいい形で崩せなかったが、後半はユタカ(田原選手)が入って、彼のキック力を生かしたいい攻撃ができたと思います」

●DF水本裕貴
「札幌はとても涼しかったので、アップの時にもっと汗をかいて試合に入れればさらにいいパフォーマンスができたと思う。その点は反省しないといけない。失点の場面は注意していた形だったので、(相手の)起点となる選手に厳しくいっていればもっといい戦いができたと思います。(五輪の)オランダ戦が終わって、自分の中では疲労はないと思っていましたけど、やはり疲れは感じましたね。
 ただ、みんなの助けもあって、今日は勝つことができて本当に良かったです。気持ちの部分でも(五輪から)切り替えて、Jで結果を出すしかないと思っていましたし、自分自身でも早く試合がしたいという思いが強かった」

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