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大分は森重の決勝点で9戦負けなし(大分vs大宮 試合記録&コメント)

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【第22節】(九石ド)
大分1-0(前半0-0)大宮

<得点者>
[分]森重真人(86分)

<警告>
[分]小林宏之(89分)
[宮]斉藤雅人(6分)、橋本早十(85分)

<出場メンバー>
[大分トリニータ]
GK
西川周作
DF
深谷友基
森重真人
上本大海
MF
ホベルト
エジミウソン
→小林亮(69分)
金崎夢生
→藤田義明(88分)
鈴木慎吾
→小林宏之(88分)
高橋大輔
FW
森島康仁
ウェズレイ

[大宮アルディージャ]
GK
江角浩司
DF
村山祐介
レアンドロ
冨田大介
波戸康広
MF
藤本主税
→土岐田洸平(84分)
斉藤雅人
片岡洋介
小林大悟
→橋本早十(75分)
FW
吉原宏太
→金澤慎(56分)
ラフリッチ

以下、大分、大宮公式サイトより監督、選手コメント

<大分>
●シャムスカ監督
「ここのところ調子が良いと感じていた大宮のコンパクトなサッカーに手こずり、予想通りの難しいゲームになった。技術的な面を見ると少々物足りない内容だった。そんな中で勝ち点3を奪えたことは非常に大きな意味を持つ。
 今日のゲームは前半と後半で2つの異なる面を持つ試合になった。前半の大宮は守備を堅め、我々のミスをついてカウンターを狙ってきた。後半になると大宮はDFラインを高めにとってより攻撃的なシステムにシフトしてきた。そこで我々はそのDFラインの背後のスペースを突くことができた。そしてロングボールを森島に合わせ、そのこぼれ球を狙う形に変えてからチャンスが増した。
 今日は森重が決勝点を決め、良い仕事をしてくれた。オリンピックでは残念な結果に終わってしまったが、彼の若さであれだけの経験を積んだということは、青い果実が成熟する時を待つように、彼にとって非常に貴重な時間を過ごしたと言えるだろう。
 今、我々は調子が良く、リーグで好位置につけている。これからの京都、浦和の2試合をどう切り抜けるかで、我々の順位は現在の位置より2つ、もしくは3つ上がっているかもしれない」

●DF森重真人
「ゴールの場面は、(高橋)大輔さんが体に当てたボールが僕の前に転がってきた。流れが悪い時に失点すると向こうのペースになるので、そうならないように注意していた。今のトリニータには厳しい場面でもそれを食い止める力がある」

●GK西川周作
「ここのところホームで負けなしなので今日も勝ちたかった。少ないチャンスを森重が決めてくれ勝つことができた。五輪で残念な思いをしたので、何としてもチームで結果を出したかった」

<大宮>
●樋口靖洋監督
「事前に予想していた通りのゲーム展開になりましたし、セットプレーが勝負を決める上で重要なポイントになるだろうと考えていました。ただ、セットプレーから点をとったのは僕らではなく大分でした。非常に悔しいです。残念な結果になってしまいました。
 吉原とラフリッチについては、普段の試合とは違い、縦に並ぶようなイメージでコンビを組んでもらいました。彼らは、与えられた役割をこなし、それぞれの持ち味もある程度は発揮してくれたと思っています。ただ、相手のDFラインには人に対して非常に強い選手がそろっていたので、一対一の局面を打開するようなプレーが少しばかり足りなかったのかなとも思います。
 とはいえ、チームとしては彼らに求めていた、ギャップを作って裏のスペースに飛び出すプレーや前線でポイントを作るプレーをしっかりと見せてくれましたから、攻撃時に彼らのプレーは機能していたと思います」

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