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[AFC U-19選手権]U19日本、牧内監督サウジ戦後コメント

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[11.4 AFC U-19選手権 U-19日本代表 1-1 U-19サウジアラビア代表 サウジアラビア]
 
 U-19日本代表は4日、09年U-20W杯(エジプト)の出場権を懸けたAFC U-19選手権サウジアラビア2008グループリーグ最終戦で開催国のU-19サウジアラビア代表と対戦。後半12分に先制されたが、同20分にMF水沼宏太(横浜FM)が同点ゴールを決め、1-1で引き分けた。2勝1分の日本はグループリーググループA首位が決定した。以下は試合後の牧内監督コメント。

牧内辰也監督
「前半と後半を通じて、負けたくない気持ちが強い試合だったと思います。もう少し積極的にいって、もっと前でチャレンジをしてほしかったのですが、選手自身にそういう気持ちが働いたと思います。テクニックがあって、瞬間的にゴールに結びつくようなプレーをするサウジアラビアと、1-1で終われたことはよかったと思います」

―次は韓国かイラクのどちらかが相手となりますが。
「どちらも力があるチームで、難しい戦いになると思います。

 累積警告のある選手を使わずにすみましたね。新しくテストしながら、ゲームをコントロールして試合を終えられたのは、我々にとってプラスの材料だったと思います。23人とも計算に入れて、このシーンにはこの選手と頭に入れていて、それが機能したというのは、次に繋がると思います。幸いにも前の2試合で2勝あげることが出来たので、このトライが出来た。それは23人が集中して試合に臨んで一つ一つクリアしてきたからこそだと思います」

―(今日初出場の)下田光平選手についてはいかがですか?
「ディフェンスに関しては彼の持ち味が出ていましたね。一番危ないところを身を挺して消して、それを繰り返し連続できるというところは、なかなか見えにくいですけど、いい仕事をしてくれたと思います。プラスそこからフィードが機能していけば、彼はよりよくなっていくと思います」

香川真司選手のこの大会の貢献度は?
「最初は体調が万全じゃない状況でしたので、もしそうじゃなかったら彼自身ももっと力を発揮できたと思っているはずです。でも今日も含めて、彼がいることで精神的な安定が図れると思うので、その辺は大きく貢献してくれたと思います。プレーの中でもボールを持ってタメを作って、そこからゴールに直結するプレーが数多く出れば、本来の彼のプレーだと思いますが、コンディションをあわせて考えると、今日の中でこのチームに貢献してくれたなと思います」

―次の試合にはいない香川を、今日の試合には出さないという選択肢はなかったのでしょうか?
「それよりも怪我と累積の選手をこの試合で使わないで、次に全員揃った状態で入れることを選択しました」

(取材・文 安藤隆人)

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