beacon

[ACL]アデレード監督は0-3完敗に言葉出ず、第2戦はGK、CBが出場停止に

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.5 ACL決勝戦第1戦 G大阪3-0アデレード・U 万博]

 0-3という完敗に、試合後のアデレード・Uのアウレリオ・ビドマー監督は呆然とした表情を浮かべていた。「試合の印象について話すのも難しい。なにかおかしな状況だった」。言葉が出ないほどの惨敗。シュートは90分を通してわずかの3本。12日にホームでの第2戦を残すとはいえ、致命的とも言える大差が付いた。

 MFリード、MFバルビエロというダブルボランチのレギュラーを故障で欠く苦しい陣容だった。1週間後には2人が復帰できる可能性もあるが、この試合でGKガレコビッチとDFコンスタンツォが累積2枚目の警告を受け、ホームでの第2戦が出場停止になる。3点のビハインドに加え、守護神とセンターバックの要を欠く緊急事態。ホームで1点でも失えば、優勝には5点が必要になる絶体絶命の状況となり、アデレード・Uのタイトルへの夢は風前の灯だ。

<写真>アデレード・Uのアウレリオ・ビドマー監督
(取材・文 西山紘平)

TOP