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G大阪vsマンチェスターU 試合後のマンU選手コメント

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[12.18 クラブW杯(FCWC)準決勝 G大阪3-5マンチェスター・U 横浜]

 FIFAクラブW杯は18日、横浜国際総合競技場で準決勝を行い、欧州代表のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)がFWクリスティアーノ・ロナウドやFWウェイン・ルーニーの2得点などでアジア代表のガンバ大阪を5-3で下し、決勝進出を決めた。
 以下、試合後のマンチェスター・Uの選手コメント

●FWウェイン・ルーニー
「こういうクラブにいれば、常にチャンピオンになることを期待されるし、実際にチャンピオンになれるチャンスもある。今日もエキサイティングなゲームだった」
―優勝を狙う?
「当然だ。(昨シーズン)イングランドのチャンピオンになり、欧州のチャンピオンになり、今度は世界のチャンピオンになる。すべてのタイトルを獲るつもりだ」
―途中出場だったが?
「自分がベンチから見ている時間も、プレーしている時間も、チームとしてベストな90分だったと思う」
―決勝の相手はLDUキトだが?
「正直、あまりよく知らない。ただ、南米のチャンピオンなら強くて、質の高いプレーをするだろう」
―次は厳しい試合になる?
「次のゲームだけでなく、今日も楽に勝てるとは思っていなかった。勝てて良かった」
―時差の影響は?
「俺はよく寝たよ。いつもまあまあ寝られる方なんだ」
―イングランドから数千人のファンが来ていたが?
「それは分かっていたよ。ありがたかった。応援してもらって、勝てて良かった。こういう機会が与えられてうれしい。エキサイティングなゲームだった」

●FWクリスティアーノ・ロナウド
「日曜日は本当に重要な試合になるし、頑張りたい。試合が楽しみだし、個人的にはファンタスティックな気持ちでいる。トロフォーを持ち帰りたい。日本に来て、こういう試合ができてモチベーションはさらに上がっている。ファンタスティックな気持ちで、とてもハッピーだ。決勝は今日より大変だろうが、この気持ちを維持して臨みたい」
―マンUから移籍する気持ちはあるのか?
「ノーコメントだ。僕はこのクラブが大好きだし、試合に集中したい」
―LDUキトとの決勝に向けては?
「厳しい試合になるだろう。勝ち上がったあとの試合の方が常に厳しい。楽なゲームにはならないはずだ。ただポジティブに取り組みたいし、世界チャンピオンになることは自分にとってもクラブにとっても大きな意味がある」
―時差の影響は?
「あまり感じていないが、前半は時差の影響があるように見えたかもしれないね」
―日本のスタジアムの雰囲気は?
「日本のファンはファンタスティックだ。信じられないぐらいサポートしてくれて、ホームにいるようにプレーできた」
―ゴールも決めたが?
「チームみんなで点を取った。自分のゴールより、チームでゴールできたことがうれしい」
―世界一になる意味とは?
「ものすごい意味がある。個人だけでなく、チームにとってもチームメイトにとっても、一生に一度あるかないかのチャンス。真剣に取り組みたい」
―日本のピッチはどうだった?
「ピッチは自分のステージ。僕はサッカーをするのが大好きで、いいプレーをしたいというだけだ。今日は両チームが点を取って、いいプレーをした。それがよかった」
―キトの印象は?
「経験豊富な強いチームだと思う。ネットにボールを放り込む。それしか考えていない」

●GKエドウィン・ファン・デル・サール
「前半は相手の方が有利で、チャンスもあった。そこで止めることができてよかった。決勝まで3日休みがあるので、しっかり準備して試合に臨みたい」
―この大会の意味は?
「オランダ代表では世界チャンピオンになれなかったが、そのチャンスを今度はイングランドの代表として迎えられることをうれしく思っている。できる限りのことをして勝とうと思うのは当然。トロフィーを持って帰国するのと、負けて帰国するのとでは全然違う。絶対に勝って帰りたい。キトの試合はテレビで見た。3日間でしっかり準備したい」
―PKの場面については?
「ボールをよく見て、早く動かないようにした。GKとしては当然止めようとするし、相手は決めようとする。それはどんなPKも一緒。すでに5-1で勝っている状況で、あのPKが決まっても決まらなくても勝敗には関係なかった。どちらでも結果に影響しないという意味では気楽だった」
―キッカーの遠藤のPKは転がすように蹴るが?
「通常のコーナーを狙うキックより速いぐらいだったよ。モーションを止めたり、遅くしたりすることはなかった」

(取材・文 西山紘平) 

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