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[天皇杯]狩野1ゴール2アシスト、横浜FMが14大会ぶり4強入り

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[12.20 天皇杯準々決勝 鳥栖1-3横浜FM ベアスタ]

 横浜F・マリノスが鮮やかな逆転勝ちで94年大会以来、14大会ぶりとなる4強入りを決めた。前半23分、DFラインでボールを奪われ、FW廣瀬浩二に先制点を許したが、3分後にMF狩野健太の左CKにDF中澤佑二が頭で合わせて同点。前半44分にも狩野の右CKにDF栗原勇蔵が打点の高いヘディングを叩き込み、逆転した。

 鳥栖も高い位置からプレッシングをかけ、積極的に同点ゴールを狙ったが、最後の精度を欠いた。後半ロスタイムにはカウンターから途中出場のFW金根煥の左クロスに狩野が右足で合わせ、3-1と突き放した。横浜FMは、25日に行われるG大阪対名古屋の勝者と準決勝(29日、国立)で対戦する。

 同点ゴールの中澤は試合後「天皇杯は一発勝負で、非常に難しい試合だったけど、決めるべきときにセットプレーから決められてよかった」と話し、「この勢いであと2つ勝ちたい」と頂点を見据えていた。

(文 西山紘平)

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