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[全日本ユース選手権]決勝プレビュー

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 高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)選手権大会はきょう8日、埼玉スタジアムで決勝が行われる。2004年以来3年ぶり2回目の優勝を目指す広島ユース(中国1位)と初の日本一を狙う流通経済大柏高(関東2位)が激突。ともに今大会での1試合平均得点が2.5点以上という高い攻撃力を備える両チームの対戦となった。
 広島ユースはU-17W杯日本代表メンバーのMF岡本、GK原やU-18日本代表のMF横竹、MF内田ら前線から守備陣まで各年代の日本代表選手をそろえる豪華な布陣。準決勝までの6試合中3試合を逆転勝ちしている勝負強さも見逃せない。
 一方、流通経済大柏高は抜群の決定力を持つエース・大前が今大会8得点で得点ランキングトップ。また4得点を決めているFW上條ら個人技、得点力はチーム全体的に高い。加えてプレッシャーの速い守備も特徴となっている。
 厳しく的確な流通経済大柏高の守備には各チームが苦戦してきた。流通経済大柏高の堅守を広島ユースがスピーディーな攻撃で打開できるかが、決勝のひとつのポイントとなりそうだ。

<決勝進出両チーム比較>(準決勝までの6試合累計)

【勝敗】
[広]5勝1分け
[流]6勝

【得失点】
[広]15得点9失点
[流]16得点6失点

【得点者】
[広]横竹4、不老3、内田3、大崎2、岡本、玉田、宮原
[流]大前8、上條4、保戸田2、秋山、久場

【シュート-被シュート数】
[広]84-56
[流]70-40

【警告数】
[広]15
[流]17

決勝進出チームのこれまでの歩みは以下のとおり※()内は得点者
【広島ユース】
3-2 横浜ユース(不老、大崎、内田)
2-1 京都U-18(横竹、内田)
1-1 福岡U-18(玉田)
3-2 東京Vユース(内田、不老2)
3-1 G大阪ユース(大崎、横竹2)
3-2(延長) 名古屋U-18(横竹、岡本、宮原)

【流通経済大柏高】
2-1 C大阪U-18(大前2)
2-1 広島皆実高(大前、上條)
2-1 新潟ユース(保戸田、上條)
2-1 磐田ユース(大前、保戸田)
4-1 青森山田高(大前2、上條2)
4-1 浦和ユース(大前2、秋山、久場)

(文 吉田太郎)

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