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決勝点の柏FW工藤「ワンチャンスを決められた」

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[4.30 ACL第6節 セントラルコースト・マリナーズ0-3柏 ゴスフォード]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は30日、各地でグループリーグ第6節1日目を行った。すでに首位通過を決めている柏レイソルは敵地でセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)と対戦し、3-0で快勝。先制点のFW工藤壮人は「うまくワンチャンスを決めることができてよかった」と笑顔で振り返った。

 勝てば自力でのグループリーグ突破が決まるセントラルコーストの気迫とアウェーの雰囲気にも押され、なかなか決定機をつくれずにいた柏だが、後半14分、MF栗澤僚一の縦パスに工藤がうまく反転しながら抜け出し、GKとの1対1から冷静に左足でゴールに流し込んだ。

 後半34分にFWクレオ、同40分にはMFレアンドロ・ドミンゲスが直接FKで追加点を決め、終わってみれば3-0の快勝。Aリーグ王者に上り詰めたセントラルコーストを敵地で粉砕した。それでも、工藤は満足していない。

 昨季はグループリーグを2位で通過しながら決勝トーナメント1回戦で蔚山現代(韓国)に敗れ、ベスト16で敗退。「昨年はラウンド16で敗れているので、しっかりとチーム全体でいい試合をして、勝ちたい」。今季から背番号9を背負うエースは、自らのゴールでチームをまずは初の8強に導くつもりだ。


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