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「相手は普通のチーム」大久保は1-0の結果に不満

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[2.26 ACLグループリーグ第1節 川崎F1-0貴州人和 等々力]

 あえて課題を口にした。川崎フロンターレのFW大久保嘉人は厳しいマークに遭いながらもチームメイトに積極的な縦パスを要求。「ずっと(DFが)付いていたけど、もっともっと前に当てないと。(大島)僚太には言ったけど、前に当てないと相手は崩れない。そこが少なかった」と、試合を振り返った。

 ダブルボランチを組んだのは新戦力のMFパウリーニョと、昨季は故障に泣かされ、リーグ戦12試合の出場にとどまったMF大島僚太。慣れないコンビとはいえ、「俺とボランチの位置が遠いから当てられない。ボランチは後ろに引っ張られずに前に出ないと」と、厳しく指摘する。

「そこは話したし、(Jリーグの)開幕までにはうまくいくかなと思う。そういう意味でこの1試合はすごくよかった」。J開幕前に課題を確認できたことを前向きに捉える昨季のJ1得点王は、自分自身も無得点に終わっての1-0という結果に「あの相手に1点はフロンターレらしくない。相手は普通のチームだった」と、悔しさをにじませていた。

(取材・文 西山紘平)
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