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踏ん張ったFC東京が勝ち点3奪取!! 中2日の再戦で上海申花に“リベンジ”達成

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FC東京上海申花に勝利

[11.27 ACL第4節 上海申花 1-2 FC東京 ドーハ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は27日、グループリーグ第4節が行われ、F組に入るFC東京上海申花(中国)と対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半16分にFWレアンドロのゴールで先制したFC東京が、同37分にMF安部柊斗が加点すると、上海申花の反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収めた。2位に浮上したFC東京は30日の第5節で、首位に立つ蔚山現代(韓国)と対戦する。

 3日前に対戦した第3節では上海申花に0-1の完封負けを喫したFC東京。この日、敗れれば自力での決勝トーナメント進出が消滅するため、是が非でも勝ち点3がほしい崖っぷちの状況で“リターンマッチ”を迎えた。先発は第3節から2人を入れ替え、DF渡辺剛、DF中村拓海らがスターティングメンバ―に名を連ね、アンカーの位置にはDF森重真人が入った。

 試合開始早々の前半3分にFC東京が決定機を創出。左サイドを抜けたFWディエゴ・オリヴェイラがPA内まで運び、逆サイドからフリーで走り込んだFW永井謙佑にラストパス。しかし、右足で合わせたシュートはDFフォン・シャオティンにブロックされてしまう。さらに同19分には森重の落としを受けたレアンドロが左足で狙うも、シュートはわずかにゴール左に外れた。

 前半26分にもレアンドロ。PA外から放った無回転シュートがゴールを襲うが、不規則な軌道を描いたボールはGKリー・シュアイに触れられてゴール上に弾かれてしまう。同41分にもFC東京が決定機を生み出す。MF東慶悟のスルーパスから最終ライン裏を突いた永井がGKとの1対1を迎えたものの、右足から放ったシュートは距離を詰めたリー・シュアイに阻まれてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、FC東京は永井に代えてFWアダイウトンを投入。同4分にはFC東京をアクシデントが襲い、相手のスライディングタックルを右足に受けたD・オリヴェイラがプレー続行不可能と判断され、FW原大智との交代を余儀なくされる。同7分にはMFユー・ハンチャオにゴールを脅かされるが、GK波多野豪が右手1本で弾き出して危機をしのいだ。

 後半13分にアダイウトンのPA外からの右足のシュートがクロスバーを叩いたものの、同16分にFC東京がついに上海申花ゴールをこじ開ける。東が送ったパスからPA内に走り込んだレアンドロが右足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 追加点を狙うFC東京は後半21分にレアンドロのパスをPA内で受けたアダイウトンが左足で狙うも、好反応を見せたリー・シュアイに右足でストップされてしまう。しかし、同37分、原のラストパスを安部が右足で押し込んでリードを2点差に広げる。

 後半41分にFWジオバンニ・モレーノに左足シュートを沈められて1点差に詰め寄られたものの、その後は上海申花の反撃を許さず。逃げ切ったFC東京が2-1の勝利を収めた。

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