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G大阪、ACL決勝T進出ならず…終盤被弾で全北現代に敗れてGL敗退

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ガンバ大阪のグループリーグ敗退が決まった

[7.10 ACLグループH第6節 全北現代 2-1 G大阪 タシケント]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は10日、グループリーグ第6節を行い、H組ではガンバ大阪全北現代(韓国)と対戦し、1-2で敗れた。この結果、日本勢唯一のグループリーグ敗退が決まった。

 前節タンピネス戦で8-1の快勝を収めて勝ち点を9としたG大阪だが、全北現代が勝ち点を13まで伸ばして首位通過は消滅。他グループの結果により、2位でのグループリーグ突破のためには勝利するしかない状況で迎えた最終戦では、タンピネス戦から先発6人を変更してFWパトリック、MF矢島慎也、MF奥野耕平、MF小野瀬康介、DF三浦弦太、GK東口順昭らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 必勝を誓うG大阪だったが、前半開始早々の5分、PA内に走り込んだDFパク・ジンソンをDFキム・ヨングォンが倒したとしてPKを献上。キッカーを務めたFWグスタボにネットを揺らされ、スコアを0-1とされてしまう。いきなり1点のビハインドを背負うと、前半11分には奥野が高い位置でのボール奪取を成功させると、パトリックがPA外から左足シュートを狙うもゴール左に外れてしまう。

 前半31分にはG大阪をアクシデントが襲い、負傷したMF福田湧矢がプレー続行不可能と判断され、DF黒川圭介がピッチへと送り込まれることになった。

 0-1とリードを許したまま後半を迎えると、MF井手口陽介に代えてMF倉田秋を投入。同2分には倉田のパスを受けたMF矢島慎也が左足シュートを放つも、GKイ・ボムヨンの守備範囲に飛んでしまう。さらに同3分にはFW宇佐美貴史の折り返しにパトリックがフリーで反応したが、ボールに合わせられずに好機を逸してしまった。

 しかし、後半8分に同点に追い付く。ルーズボールに反応した小野瀬が送ったスルーパスは相手選手に触れてコースが変わったが、PA内に侵入したパトリックが強烈な右足のシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 勝利のためには、あと1点が必要なG大阪は後半26分、パトリックに代えてFWレアンドロ・ペレイラを投入。さらに同32分にはFW川崎修平とMFウェリントン・シウバをピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 後半34分にはW・シウバのパスからPA内に侵入したL・ペレイラが放った左足シュートはポストを叩いてしまう。その後もボールを保持し、押し込む時間帯が続いたものの、守備に重心を置いた全北現代を攻略し切れず。すると、同43分、スルーパスから抜け出したFWマドウ・バロウに勝ち越しゴールを奪われてしまい、1-2で敗れたG大阪のグループリーグ敗退が決まった。

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