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浦和が5発快勝でGL白星締め…安居ミドルで先制、知念&松尾が2発

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浦和レッズはGL最終戦を白星で飾った

[4.30 ACLグループF第6節 山東泰山 0-5 浦和 ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は30日、グループリーグ第6節を開催した。グループFでは浦和レッズ山東泰山(中国)と対戦し、5-0の完封勝利を収めた。

 グループFはタイのブリーラムで集中開催され、15日から30日まで、中2日でグループリーグ6連戦を行う。前節までに3勝1分1敗で勝ち点10とした浦和は、他グループの結果もあり、決勝トーナメント進出を決めてグループリーグ最終戦を迎えた。

 第5節ライオン・シティ戦からは先発9人を入れ替え、システムは4-2-3-1を採用。GKには西川周作、最終ラインには右からDF宮本優太、DF知念哲矢、DF工藤孝太、DF明本考浩が並び、ダブルボランチにはMF安居海渡とMF岩尾憲を配置。2列目には右からMF松崎快、MF江坂任、MF大久保智明、1トップにはFW松尾佑介が入った。

 前半13分に試合を動かしたのは浦和だった。高い位置でのボール奪取を成功させた安居がPA外から左足ミドルを狙う。シュートは横っ飛びした相手GKに触れることなくゴールマウスに収まり、スコアを1-0とした。

 攻撃の手を緩めない浦和は前半34分、右サイドから江坂が送ったクロスに走り込んだ知念が左足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、2点目を奪取。さらに同アディショナルタイムには岩尾のパスから右サイドを駆け上がった江坂の折り返しを松尾が押し込んでリードを3点差に広げた。

 3-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、後半17分に浦和ベンチが動き、今季加入して浦和デビューとなるFW木原励とGK牲川歩見をピッチへと送り込む。同24分には相手のクリアミスに走り込んだ松尾が右足で蹴り込み、チーム4点目を記録する。

 後半途中から豪雨となった試合は、後半40分にCKの流れから岩尾が放ったシュートのこぼれ球を知念が詰めて浦和が5点目を記録。その後、浦和に追加点こそ生まれなかったものの、山東泰山の反撃を許さずに5-0の完封勝利を収め、白星締めでグループリーグを終えた。

 同時刻キックオフのライオン・シティ・セーラーズ対大邱FCが豪雨のために1-1で中断しており、順位は確定せず。大邱が引き分け以下に終われば、浦和の首位通過が決まる。

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