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ACL決勝Tが開幕!! 全北現代が120+1分劇的弾、韓国勢同士の延長死闘制して8強一番乗り

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全北現代がベスト8へ

[8.18 ACL決勝T1回戦 全北現代 2-1(延長) 大邱FC 浦和駒場]

 AFCチャンピオンズリーグは18日、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が開幕し、浦和駒場スタジアムで全北現代大邱FCの韓国勢同士が対戦した。後半開始早々に全北現代が先制点を奪ったが、同11分に相手のミスを突いた大邱FCが同点ゴール。勝負の行方は延長戦に委ねられた中、延長後半アディショナルタイム1分に全北現代が劇的な決勝ゴールを決め、2-1で勝利して準々決勝進出を決めた。

 現在Kリーグで2位の全北現代と大邱FCによる韓国勢対決。前半は全北現代が一方的にボールを握り続け、5バックで守る大邱FCを押し込み続けたが、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 それでも後半1分、全北現代がさっそくスコアを動かした。右サイドを攻め上がったMFハン・キョウォンが鋭いシザーズから縦に切り裂き、低弾道のクロスをゴール前に送り込むと、ニアサイドでFWソン・ミンキュが反応。豪快なボレーシュートでGKの股下を抜いた。

 その後も全北現代の主導権は変わらない。ところが後半11分、大邱FCはMFファン・ジェウォンが相手の最終ライン裏に浮き球パスを供給すると、クリアを試みた全北現代DFが空振りし、FWゼッカが抜け出す。最後は落ち着いたフィニッシュでGKの股下を打ち抜き、同点に追いついた。

 その後は全北現代が試合を支配しながらも大邱FCも食い下がり、勝負の行方は延長戦へ。試合が動いたのはPK戦が見えてきた延長後半アディショナルタイム1分だった。全北現代は左サイドを突破したFWマドゥ・バロウがハイクロスを送り、これにFWムン・ソンミンが競り合うと、大邱FCのクリアボールが味方に直撃。これを拾ったMFキム・ジンキュがネットに蹴り込んだ。

 土壇場で勝ち越した全北現代が2-1で勝利。2年連続でのベスト8進出を決めた。日本勢は18日に神戸対横浜FM、19日に浦和がジョホール・ダルル・タクジムとの対戦を控える。準々決勝の組み合わせは20日の抽選会で決まる。

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