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ACL浙江対ブリーラムで大乱闘が発生…暴力行為が相次いだ両チーム、試合後にはSNS上でも対立

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文字通りの乱闘となった

 11月29日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第5節・浙江FC(中国)対ブリーラム・ユナイテッド(タイ)で、試合終了直後に両チームの選手とスタッフが入り乱れる“乱闘”が発生した。

 浙江が3-2で勝利した試合後、審判団と浙江の選手が握手を交わすなかで両チームの一部選手がヒートアップ。仲裁に入った他の選手やスタッフも興奮状態となり、飛び蹴りや首を腕で強くロックするなどの暴力行為が相次いで発生した。

 両チームはSNS上でも対立している。ブリーラムはインスタグラム(@buriramunitedofficial)で「これがACL?サッカーをしにきたのか、戦闘の場にやってきたのか」と乱闘時のコマ送り写真とともに投稿。試合に勝利した浙江も「態度が結果を決める」(@zhejianggreentown)と綴りながら中指を立てるブリーラムスタッフの写真などを投稿したほか、相手選手が侮辱的な発言をしたことを伝えている。

 中国紙『新京報』によると、中国サッカー協会(CFA)は「スポーツ精神に大きく違反する」としてアジアサッカー連盟(AFC)の調査に協力する意向を示している。一方、タイの『タイPBS』などは浙江サポーターが物を投げ込むなどの危険な行為をしていたことを報道。AFCはすでに調査を開始しており、両チームの選手、スタッフ、クラブに対して複数の処分が下されそうだ。

 なお同組のヴァンフォーレ甲府はGL最終節でブリーラムと対戦する。決勝トーナメント進出をかけた重要な一戦となるが、12日の試合までに処分が決まるのかという点にも注目が集まる。



ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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