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川崎Fが中国アウェーで先勝!相手がラフプレー連発の難戦も新外国人FWらのゴールで競り勝つ

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FWエリソンのゴールで川崎Fが先制した

[2.13 ACL決勝トーナメント1回戦第1戦 山東泰山2-3川崎F 済南]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦第1戦で、川崎フロンターレが敵地で山東泰山(中国)に3-2で先勝した。等々力競技場で行う第2戦は、今月20日17時にキックオフする。

 新戦力のMF山本悠樹(←G大阪)とFWエリソン(←サンパウロ)が先発した新生・川崎Fが白星発進を決めた。先制は前半28分、MF脇坂泰斗が蹴った左CKが相手のハンドを誘発。VARが介入し、主審のオン・フィールド・レビューを経てPKとなり、これをエリソンが決めた。

 さらに前半33分、川崎Fらしいパスワークをみせると、脇坂の浮き球パスに左サイドから走り込んだFWマルシーニョがダイビングヘッドで飛び込み、2点目が決まった。

 しかしこれで山東の選手の集中力が切れたのか、プレーが荒くなる。前半35分にはMF瀬川祐輔がMFポン・シンリーに後ろから膝蹴りを食らう。イエローカードにとどまったが、X(旧ツイッター)では「カンフーサッカー」がトレンド入りするほど、その後もラフプレーが連発した。

 後半に入ると山東も反撃に出る。後半22分に左サイドから繋いだボールを中央で受けたフェルナンジーニョがワンフェイントから左足でゴール左隅に流し込んで1点を返す。さらに同30分の左CKをFWクリサンが頭で合わせるが、シュートは右ポストを叩いた。

 冷や汗をかいた川崎Fだが、後半34分に待望の追加点を決めることになる。GKチョン・ソンリョンのロングキックをFW山田新が頭でそらすと、裏に抜け出したMF家長昭博がGKとの1対1を制してゴールネットを揺らす。同41分にDFジャジソンにゴールを奪われて、再び1点差とされた川崎Fだったが、逃げ切りに成功した。



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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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