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城南と首位決戦!名古屋FW永井「本当に重要な試合」

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 名古屋グランパスは1日、AFCチャンピオンズリーグ第5戦(アウェー)で城南一和天馬(韓国)と戦う。勝ち点6で並ぶグループG首位・城南との大一番。決戦を翌日に控えた4月30日にはストイコビッチ監督とFW永井謙佑が公式会見に出席し、意気込みを語った。

以下、クラブより公式会見要旨
ストイコビッチ監督
─明日の試合に向けての抱負をお願いします。
「皆さん、こんにちは。明日はタフな試合内容になると思います。名古屋で戦った時は2-2のドローでした。もちろん、今回は城南一和のホームですし、そこのところは尊重してやりたいと思っています。クオリティの高いチームですし、アグレッシブにやってくると思っています」

─昨日の練習前には長いミーティングをおこなっていましたが、どのようなメッセージを選手達に伝えたのでしょうか?
「昨日のミーティングではリーグ戦で負けた内容のことについて話しました。明日の試合のことを話したのではありません。ホームでは、長い間負けていませんでしたので、色々と分析したことを話しました」

─公式戦では、ここ3試合、2分け1敗という満足できない状況についてどう思われますか?
「AFCチャンピオンズリーグとJ1リーグを並行して戦うことは、スケジュール的にハードで簡単なことではありません。期待度が高いことは分かっていますし、どの試合でもベストを尽くして戦っていきたいと思っていますが、それも難しいことだと思っています。明日を含め、今後も連勝を続けていきたいと思います。もちろん、明日の試合の重要性は理解していますし、1位で抜け出すためにはしっかりやらなければなりません。現在、城南一和とは1位を分け合っている状況ですので、どちらにとっても大事な試合ですが、1位と2位ではまったく違いますので、我々としてはもちろん1位で通過したいです」

─城南一和で気を付ける選手は誰かいますか?
「私は個人の選手を見ているではなく、チームとして見ていますので、特に名前を挙げることはできません」

─城南一和の強い部分、弱い部分があれば教えて下さい。
「思い起こせば、名古屋での対戦の時は、前半、城南一和は素晴らしいものを持っていて、集中力も高く、とても良かったと思います。ただ、後半は我々の方が良かったと思います。最後に凄いゴールを決められて、我々にとってアンラッキーな部分もあったと思います。明日は最初から最後まで集中してやりたいです。厳しい試合になるとは思いますが、どちらも勝ちたいと思っていますし、面白い試合になるでしょう。

─リーグ戦とAFCチャンピオンズリーグを並行で戦うことでの大変さは具体的にはどんなところでしょうか?
「その答えはとても簡単です。AFCチャンピオンズリーグは素晴らしい大会ですし、今後も出場したいですが、問題は、アジアは地理的に広いので遠征に時間がかかってしまうことです。すぐにその土地に適合することは簡単ではありません。4年前には中東に行きましたが、40度の暑さの過酷なコンディションの中で戦い、負けたという経験があります。選手達もプレーすることが難しかったと思います。国外へ出た時、国内のリーグ戦のことを考えてチームを回すようにしています。それはこちらのリーグのチームでも同じだと思います。明日はある程度の変化を加えたいですし、リフレッシュさせるために2人は変えるかもしれません。一つのチームで全部を戦うことはできません。怪我人も含めて、色々なことを監督として考えていきたいと思っています」

●FW永井謙佑
─明日の試合に向けての抱負をお願いします。
「皆さん、こんにちは。明日は本当に重要な試合ですので、勝ち点3を取ることを考えて、チーム全員でしっかり戦いたいと思います」
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