ブラジル代表は18日、南米選手権(コパ・アメリカ)のグループリーグ第2節でコロンビア代表と対戦する。16日に行われた記者会見にはブラジル代表GKジェファルソン(ボタフォゴ)が出席した。その模様をブラジルサッカー連盟(CBF)が伝えている。

　今大会の各試合の結果を受けて、守護神は「全てのグループが厳しく、簡単な相手はいない。チリとメキシコの試合は本当にハイレベルで驚いた」とコメント。歴代と比較しても、今回は最も厳しい大会の一つになるのではと見解を示した。

　第2節の相手は“因縁”もあったコロンビア代表が相手となる。昨年行われたブラジルW杯準々決勝でブラジルはコロンビアに2-1で勝利したものの、DFフアン・スニガのタックルを受けたFWネイマールが腰椎骨折の重傷を負った。その後の9月5日に行われた国際親善試合で両者は再度対決。ネイマールの復帰戦となった試合はブラジルが1-0で勝利している。

　そして、今回もコパ・アメリカで両雄が激突する。ジェファルソンは報道陣からコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(マンチェスター・U)を警戒すべきなのでは?と質問されると「ファルカオだけを注意する必要はない。ただコロンビア代表は能力の高い選手が多い。非常に難しい試合になるだろうね」とコメントした。

　初戦のペルー戦ではFWネイマール(バルセロナ)の1得点1アシストの活躍もあり、2-1で辛勝したセレソン。ネイマールへ依存しているとの声も上がったが、ジェファルソンは「僕たちはネイマールがいなくても、メキシコに勝ったよ」と一言。欧州CL決勝の影響でネイマールが不在のなか、今月7日に行われた国際親善試合・メキシコ戦に2-0で勝利したことを挙げた。

「セレソンはネイマール一人に依存していない。ただ、セレソンにネイマールがいる。それだけだ。それぞれの選手に個性や役割、強みがあるのと同じなんだよ」

　今月15日に行われた初戦でブラジル代表はペルー代表に2-1で勝利。一方のコロンビア代表はベネズエラ代表に0-1で敗れる黒星発進となり、C組最下位に沈んでいる。後がないコロンビアを迎え撃つ形となったブラジル。試合は日本時間18日9時にキックオフだ。

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