beacon

地元での初Vを喜ぶビダル「この国は優勝を必要としていた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[7.4 コパ・アメリカ決勝 チリ0-0(PK4-1)アルゼンチン]

 コパ・アメリカは4日(日本時間5日)、決勝を行い、開催国のチリがPK戦の末、アルゼンチンを下し、初優勝を飾った。決勝戦のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にはMFアルトゥーロ・ビダルが選ばれた。

 大会期間中の6月16日に飲酒運転で事故を起こし、一時は警察に身柄を拘束されたビダル。涙の謝罪会見をへて、その後も全試合に先発してきた。この日も120分間フル出場し、PK戦では2人目のキッカーとして成功。MOMにも選出された。

「チリの国民は勝利を必要としていた。コパ・アメリカのチャンピオンになることはとても美しいことだ」。悲願の初優勝の喜びを語るビダルは「この国は優勝を必要としていたんだ」と力説する。

「次はW杯に向けて全力で戦っていくよ。でも今日、僕らは驚くべき一歩を踏み出したんだ。このチームは優勝に値したよ」

 昨年のブラジルW杯では決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦し、惜しくもPK戦で敗れた。今大会はホスト国というアドバンテージもあったとはいえ、初の南米王者に上り詰めたチリが新たな歴史の1ページを切り開いたことは確かだ。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

TOP