クラブ・ワールドカップ(W杯)は18日、5位決定戦を行い、北中米カリブ海代表のモンテレイ(メキシコ)がアフリカ王者のアル・アハリ(エジプト)に5-1で快勝した。前半3分に先制したモンテレイ。5分後に追いつかれたものの、その後に4得点を挙げて5発大勝。世界5位で大会を終えた。

　準々決勝でラジャ・カサブランカに延長戦の末に1-2で敗れたモンテレイ。その悔しさを晴らすかのように、大量5ゴールを奪っての勝利となった。まずは前半3分、FWウンベルト・スアソのパスを左サイドで受けたMFネリ・カルドソが冷静にシュートを決め、先制に成功した。

　5分後の同8分には失点し、1-1に追いつかれるも、そこからモンテレイの攻撃陣が覚醒。前半22分、カルドソのスルーパスから抜け出したMFセサル・デルガドが勝ち越しゴール。同27分にはCKからDFレオバルド・ロペスが追加点。3-1に突き放した。さらに前半終了間際の45分にはPKを獲得し、これをスアソが冷静に決める。4-1で前半を折り返す。

　後半に入っても流れは変わらない。後半20分にはスアソのパスに抜け出たデルガドがこの日2点目を決め、5-1と試合を決定づけた。その後もアル・アハリを寄せ付けずに試合は終了。5-1で勝利したモンテレイが世界5位で大会を終えた。

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