デル・ピエロが鮮やかミドル!!梁ら仙台3選手もゴールでTEAM AS ONEが4発勝利
[7.21 東日本大震災復興支援スペシャルマッチ JリーグTEAM AS ONE4-0Jリーグ選抜 カシマ]
東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチが21日にカシマスタジアムで行われた。ベガルタ仙台、鹿島アントラーズ、東北出身選手、海外招待選手からの選抜メンバーで構成されるJリーグTEAM AS ONEとJリーグTEAM AS ONEに該当しない選手の中から投票および推薦で決定されたJリーグ選抜が対戦。試合は前半36分にMF梁勇基が決めてTEAM AS ONEが先制すると、後半25分にはFWアレッサンドロ・デル・ピエロがミドルシュートで追加点。直後にはFW赤嶺真吾がダメ押しの3点目を決め、後半41分にはMF太田吉彰がゴール。仙台の3選手が結果を残し、TEAM AS ONEが4-0で勝利した。
試合前にはJリーグTEAM AS ONEを代表してMF小笠原満男、Jリーグ選抜を代表してFW佐藤寿人が復興支援宣言を行った。
ともにシステムは4-4-2を採用。JリーグTEAM AS ONEでは海外招待選手であるMFアレッサンドロ・デル・ピエロが背番号10をつけ、2列目左サイドで先発した。2トップはFW大迫勇也とFW柳沢敦が組んだ。
対するJリーグ選抜は南アフリカW杯を戦った元日本代表選手が多数先発。DF中澤佑二とDF田中マルクス闘莉王がCBを組んだ。中盤ではMF遠藤保仁やMF中村俊輔も先発。前線ではJリーグ得点ランキングトップの佐藤とFW前田遼一が2トップを務めた。
開始4分、早くもデル・ピエロが魅せる。柔らかなトラップから左足で浮き球のスルーパス。DF中澤の頭上を越えたボールは柳沢につながるも、右足シュートはGK東口に止められた。同7分にはJリーグ選抜がチャンスを演出。中央でボールを受けたMFレアンドロ・ドミンゲスが右サイドへスルーパスを送る。前田がPA右から右足シュートを打つもGK林がストップした。
前半18分にはTEAM AS ONEがショートパスをつなぐ。デル・ピエロの横パスを受けた小笠原がPA右へ浮き球パス。抜け出したDF菅井直樹が頭で折り返し、最後は大迫が振り向きざまに右足シュート。これはDFにクリアされた。同24分には柳沢が闘莉王に倒され、PA手前右でFKを獲得。デル・ピエロが右足で直接狙うがクロスバー上方へ外れていった。前半32分にJリーグ選抜は選手交代。MF中村俊輔に代わって、MF小野伸二が出場した。
なかなかスコアは動かなかったものの、前半36分にようやく試合は動く。ゴール正面でボールを受けた小笠原がPA内左へ浮き球パス。DF駒野友一が胸トラップでGKに返そうとするも、カットしたMF梁勇基が右足シュート。これがゴールネットを揺らし、TEAM AS ONEが先制に成功した。
その後はJリーグ選抜が必死に攻める。前半41分には遠藤が直接FKを狙う。枠内を捉えるも林が必死にセーブした。同43分にはレアンドロのパスから最後は小野がダイレクトでシュート。ポスト右へ外れていった。TEAMS AS ONEがリードを守り、1-0で前半を折り返した。
後半からTEAN AS ONEは林、今野、中田、新井場、小笠原、大迫、柳沢の7選手を交代。代わって、FW赤嶺真吾やFW興梠慎三らが出場した。デル・ピエロは後半も変わらずに出場し、小笠原からキャプテンマークを引き継いだ。
Jリーグ選抜は途中出場の小野を除く10選手を交代。DF栗原勇蔵やMF柏木陽介、MF柿谷曜一朗らがピッチへ送られた。
後半立ち上がりはJリーグ選抜がセットプレーからチャンスを迎える。後半2分には小野が左CKを蹴り込むも、GK飯倉大樹がパンチング。同3分にはPA手前左からのFKを小野が狙うも、GK飯倉に止められた。
後半12分にTEAM AS ONEは選手交代。菅井と梁に代え、DF西大伍とMF柴崎岳が出場した。同13分には右サイドから攻め込んだ興梠が中央へ折り返す。ゴール正面のMF高萩洋次郎がキープし、デル・ピエロへ横パス。しかしシュートで終わることはできなかった。同18分にはデル・ピエロの右CKからDF岩政大樹がヘディングシュート。これはDF井川祐輔にクリアされた。
それでも後半24分、西からの横パスを受けたデル・ピエロがPA手前から左足でミドルを狙う。これは枠を外れたものの、直後のワンプレーで得点が生まれた。同25分、直前のプレーを再現するかのようにデル・ピエロが右サイドでボールを持った西から横パスを受ける。ワントラップから前進すると迷いなく左足を振り抜いた。PA手前、距離のある位置から放たれた低い弾道のボールはGK菅野の前でワンバウンドするとゴールへ吸い込まれた。デル・ピエロの鮮やかなミドルシュートが決まり、2-0と差を広げた。会場は大歓声に包まれた。
すると後半26分にはダメ押しの3点目。PA内右の高い位置でボールキープした柴崎が後方へボールを戻す。興梠がクロスを上げるとファーサイドでフリーの赤嶺がヘディングシュート。力強く叩き込み、3-0と試合を決定づけた。同31分にデル・ピエロは交代。代わってMF本山雅志が出場した。
後半41分にはDFのクリアボールがPA内へ流れると、抜け出したフリーのMF太田吉彰が冷静に流し込み、4-0。仙台の3選手がゴールを決めた。Jリーグ選抜は後半41分に柿谷に代えて、FW中山雅史をピッチへ送った。終了間際には左クロスから完全にフリーになった中山がダイレクトでシュートを放つもクロスバー上へ外れていった。そのまま試合は終了。4-0でTEAM AS ONEが勝利を収めた。
東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチが21日にカシマスタジアムで行われた。ベガルタ仙台、鹿島アントラーズ、東北出身選手、海外招待選手からの選抜メンバーで構成されるJリーグTEAM AS ONEとJリーグTEAM AS ONEに該当しない選手の中から投票および推薦で決定されたJリーグ選抜が対戦。試合は前半36分にMF梁勇基が決めてTEAM AS ONEが先制すると、後半25分にはFWアレッサンドロ・デル・ピエロがミドルシュートで追加点。直後にはFW赤嶺真吾がダメ押しの3点目を決め、後半41分にはMF太田吉彰がゴール。仙台の3選手が結果を残し、TEAM AS ONEが4-0で勝利した。
試合前にはJリーグTEAM AS ONEを代表してMF小笠原満男、Jリーグ選抜を代表してFW佐藤寿人が復興支援宣言を行った。
ともにシステムは4-4-2を採用。JリーグTEAM AS ONEでは海外招待選手であるMFアレッサンドロ・デル・ピエロが背番号10をつけ、2列目左サイドで先発した。2トップはFW大迫勇也とFW柳沢敦が組んだ。
対するJリーグ選抜は南アフリカW杯を戦った元日本代表選手が多数先発。DF中澤佑二とDF田中マルクス闘莉王がCBを組んだ。中盤ではMF遠藤保仁やMF中村俊輔も先発。前線ではJリーグ得点ランキングトップの佐藤とFW前田遼一が2トップを務めた。
開始4分、早くもデル・ピエロが魅せる。柔らかなトラップから左足で浮き球のスルーパス。DF中澤の頭上を越えたボールは柳沢につながるも、右足シュートはGK東口に止められた。同7分にはJリーグ選抜がチャンスを演出。中央でボールを受けたMFレアンドロ・ドミンゲスが右サイドへスルーパスを送る。前田がPA右から右足シュートを打つもGK林がストップした。
前半18分にはTEAM AS ONEがショートパスをつなぐ。デル・ピエロの横パスを受けた小笠原がPA右へ浮き球パス。抜け出したDF菅井直樹が頭で折り返し、最後は大迫が振り向きざまに右足シュート。これはDFにクリアされた。同24分には柳沢が闘莉王に倒され、PA手前右でFKを獲得。デル・ピエロが右足で直接狙うがクロスバー上方へ外れていった。前半32分にJリーグ選抜は選手交代。MF中村俊輔に代わって、MF小野伸二が出場した。
なかなかスコアは動かなかったものの、前半36分にようやく試合は動く。ゴール正面でボールを受けた小笠原がPA内左へ浮き球パス。DF駒野友一が胸トラップでGKに返そうとするも、カットしたMF梁勇基が右足シュート。これがゴールネットを揺らし、TEAM AS ONEが先制に成功した。
その後はJリーグ選抜が必死に攻める。前半41分には遠藤が直接FKを狙う。枠内を捉えるも林が必死にセーブした。同43分にはレアンドロのパスから最後は小野がダイレクトでシュート。ポスト右へ外れていった。TEAMS AS ONEがリードを守り、1-0で前半を折り返した。
後半からTEAN AS ONEは林、今野、中田、新井場、小笠原、大迫、柳沢の7選手を交代。代わって、FW赤嶺真吾やFW興梠慎三らが出場した。デル・ピエロは後半も変わらずに出場し、小笠原からキャプテンマークを引き継いだ。
Jリーグ選抜は途中出場の小野を除く10選手を交代。DF栗原勇蔵やMF柏木陽介、MF柿谷曜一朗らがピッチへ送られた。
後半立ち上がりはJリーグ選抜がセットプレーからチャンスを迎える。後半2分には小野が左CKを蹴り込むも、GK飯倉大樹がパンチング。同3分にはPA手前左からのFKを小野が狙うも、GK飯倉に止められた。
後半12分にTEAM AS ONEは選手交代。菅井と梁に代え、DF西大伍とMF柴崎岳が出場した。同13分には右サイドから攻め込んだ興梠が中央へ折り返す。ゴール正面のMF高萩洋次郎がキープし、デル・ピエロへ横パス。しかしシュートで終わることはできなかった。同18分にはデル・ピエロの右CKからDF岩政大樹がヘディングシュート。これはDF井川祐輔にクリアされた。
それでも後半24分、西からの横パスを受けたデル・ピエロがPA手前から左足でミドルを狙う。これは枠を外れたものの、直後のワンプレーで得点が生まれた。同25分、直前のプレーを再現するかのようにデル・ピエロが右サイドでボールを持った西から横パスを受ける。ワントラップから前進すると迷いなく左足を振り抜いた。PA手前、距離のある位置から放たれた低い弾道のボールはGK菅野の前でワンバウンドするとゴールへ吸い込まれた。デル・ピエロの鮮やかなミドルシュートが決まり、2-0と差を広げた。会場は大歓声に包まれた。
すると後半26分にはダメ押しの3点目。PA内右の高い位置でボールキープした柴崎が後方へボールを戻す。興梠がクロスを上げるとファーサイドでフリーの赤嶺がヘディングシュート。力強く叩き込み、3-0と試合を決定づけた。同31分にデル・ピエロは交代。代わってMF本山雅志が出場した。
後半41分にはDFのクリアボールがPA内へ流れると、抜け出したフリーのMF太田吉彰が冷静に流し込み、4-0。仙台の3選手がゴールを決めた。Jリーグ選抜は後半41分に柿谷に代えて、FW中山雅史をピッチへ送った。終了間際には左クロスから完全にフリーになった中山がダイレクトでシュートを放つもクロスバー上へ外れていった。そのまま試合は終了。4-0でTEAM AS ONEが勝利を収めた。
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