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[Y☆voice208]新潟ユースDF酒井高聖「兄ちゃんたちも強いのでそこで負けないように」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第208回目はアルビレックス新潟ユース(新潟)MF酒井高聖選手(2年)です。

 シュツットガルト(ドイツ)の日本代表DF高徳選手と新潟トップチームに在籍するFW宣福選手を兄に持つ注目株は、22日に開幕するAFC U-16選手権日本代表メンバー。兄に続き、世界で戦うことができるか。(取材日:7月)

―U-16代表はU-17W杯杯アジア最終予選を控えている。今年はどのような1年に
「自分の技術とかフィジカルの面で代表でもまだ全然通用していないと思っているし、自分よりも上手い選手とかいっぱいいると思っている。その選手たちに追いつけ追い越せで練習を積み重ねて9月の(アジア)選手権にまず選ばれることから。もし選ばれたなら、そこからスタメンを取ることを目指していきたいです」

―お兄さんたちもこの世代では世界を経験していない
「世界大会、出たいですね」

―実際に世界と戦ってみて、差をどのような部分で感じる?
「(海外の選手で)際立つのはフィジカルの面ですね。強い、速いというのが海外の選手とやるときは差が大きい。技術とかは負けていないところもあるんですけど、スピードやフィジカルの面で負けるところがあったりというシーンがまだ多いので、まず自分が負けないようにと思っている」

―お兄さんたちからのアドバイスはある?
「代表とか行った時もそうだし、トップの練習に行った時もそうだし、『積極的にやれ』というところ。声出せというのもあるし、そういったところですね」

―やはり憧れの存在?
「そうですね、一番身近な存在なので。自分の武器のフィジカルから追いついていきたい。兄ちゃんたちも強いのでそこで負けないようになりたい」

―6月に発売差されたアディダス社製スパイク「プレデター リーサル ゾーン」を履いてみた感想は
「履いた瞬間からフィット感もあったし、クッションみたいになっているところ(パスゾーン)がボールを止めやすいし、使いやすかったです。スパイクの靴ずれとかなくて、凄く履きやすくて『欲しいと思いました』」

―履いたことによるプレーの変化はあった?
「ファーストタッチという部分だったら、一発で狙ったところへ止めるところができていたと思います」

―自分の武器というと
「武器としてはフィジカルだったり、強さの面だと思う」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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