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湘南は愛媛とスコアレス、連敗を3で止めるも京都に勝ち点で並ばれる

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[10.7 J2第37節 湘南0-0愛媛 BMWス]

 2位湘南ベルマーレはホームで18位愛媛FCと対戦し、0-0で引き分けた。連敗は3でストップし、2位をキープしたものの消化試合数が1試合少ない京都に勝ち点64で並ばれ、首位・甲府との勝ち点差は13差に開いた。次節は天皇杯・柏戦を挟み、敵地で首位・甲府と対戦する。

 ここ3試合で8失点を喫し、3連敗中の湘南はホームに愛媛を迎えた。立ち上がりから互いの守備に苦しみ、チャンスをつくることはできない。湘南はMF古林将太の右クロスにFWキリノが飛び込むもヘディングシュートは枠を外れた。その後はMF高山薫が積極的にミドルシュートを放つもポスト右へ外れていった。0-0のまま前半を折り返す。

 対する愛媛は前半終了間際の44分にセットプレーからチャンスを演出。MF前野貴徳が左サイドからFK、ゴール前へ蹴り込んだボールはGK阿部伸行に止められた。無得点のまま前半45分間を終えた。

 後半に入ってもスコアは動かない。後半32分には高山が左クロス。ファーサイドに古林が飛び込むも前野にクリアされた。同34分には愛媛が左CKから決定機。しかしヘディングシュートはMF永木亮太がゴールライン上でクリアした。その後も古林の右クロスをファーサイドの高山が右足シュート。GKが弾いたこぼれに反応したFW大槻周平がシュートを打とうとするもDFに阻まれた。互いにゴール前での精度を欠くと、0-0で試合は終了。勝ち点1を分け合った。

 試合後、湘南のチョウ・キジェ監督は「前半からボールを支配してゲームはつくれたが、最後のボックスのところで点を取るには至らなかったなというのが感想」とコメント。

「この試合で勝ち点3を取ることだけを考えて戦おうと選手たちには話した。選手たちは90分間ゴールをめざしてくれた。結果は出なかったが前向きな勝ち点1と捉えて、まずは天皇杯に臨みたい」とスコアレスドローという結果にも前を向き、「首位のチームで我々はチャレンジをするだけ。勝ち点3を取れるように頑張りたい」と甲府と対戦する次節へ向けて意気込んだ。

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