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19歳FW白崎決勝点、清水が16強入り

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[10.10 天皇杯3回戦 清水1-0東京V アウスタ]

 10日、天皇杯3回戦が行われ、清水エスパルスは新人FW白崎凌兵の決勝ゴールによって東京ヴェルディを1-0で下した。

 山梨学院高(山梨)から今季清水へ加入した19歳、白崎は0-0の後半9分、ゴール前のこぼれ球を右足ダイレクトで押し込みゴール。ハットトリックを達成したアルテリーヴォ和歌山(和歌山)との初戦に続く活躍でチームを16強へ導いた。

 クラブによると、アフシン・ゴトビ監督は白崎について「彼は若い選手であり、若い選手にある傾向だが試合の入りが悪く、試合の序盤で数回ボールを失ってしまい、自信をなくし、自分の世界に入ってしまっていた。ただ、今日の彼が良かった点は、それでもトライし続け、良いクロスを何本か上げ、良いアクションもあり、得点の場面では良いポジションに入っていることができていた」と及第点。一方、殊勲の白崎は「みんながゴール前で粘ってくれたのでラッキーだった。個人として結果は出ているが内容はまだまだ。前半のようなプレーをしていたら試合に出れない。しっかりと頭を整理したい。唯一、ポジティブな所は、点を取って勝てたということだけ」と厳しかった。J6クラブが争奪戦を繰り広げた末に清水入りした逸材は、どん欲に成長してチームの力となる。 


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