鹿島アントラーズは4日、DF前野貴徳が愛媛FCから完全移籍で加入することになったと発表した。前野はクラブを通じて「伝統ある鹿島アントラーズでプレーできること大変うれしく思います。自分の持ち味を発揮して、チームの勝利に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。

　愛媛の下部組織出身の前野は愛媛ユースから立命館大に進学。11年に愛媛に入団した。11年はJ2で33試合出場2得点、12年は41試合出場3得点を記録。中心選手の一人として活躍した。

　前野は愛媛の広報を通じても以下のようにコメントを発表している。

「生まれ故郷、愛媛の地で、プロサッカー選手としてスタートがきれたこと、本当に幸せでした。そしてどんなときでも、温かい応援をしてくれるサポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。愛媛での2年間は、サッカー選手としても、人間としても大きく成長させてもらいました。そんな故郷のチームを離れるのは正直心苦しいですが、サッカー選手としてステップアップするために決断しました。鹿島アントラーズで活躍することが、愛媛サポーターの皆さんへの恩返しだと思います。自分の強みを生かしてがんばります。2年間、本当にありがとうございました」

前野貴徳
(まえの・たかのり)
■生年月日
1988年4月14日
■出身地
愛媛県
■身長/体重
170cm/63kg
■ポジション
DF
■サッカー歴
愛媛ユース-立命館大-愛媛FC

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