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ファーディナンドも絶賛の香川。ハットトリックはプレミアにおけるアジア人選手初の快挙!!

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 まさに独壇場だった。マンチェスター・ユナイテッドの中盤で先発した日本代表MF香川真司は、2日に行われたノリッジ戦でハットトリックの大活躍を見せた。

 2013年に入ってから、得点のなかった香川だったが、そのうっ憤を晴らすようなゴールラッシュを見せた。まずは前半ロスタイム、FWファン・ペルシーが触ったボールのこぼれ球をアウトサイドで流し込み、均衡を破る。後半31分にはFWルーニーのパスを受けて、冷静にゴールネットを揺らし、2-0とリードを広げる。同42分にもルーニーからのスルーパスを受けて、GKの頭上を抜くループシュートを決め、欧州移籍後初となるハットトリックを達成した。2002年8月27日には、フルハムに所属していた元日本代表MF稲本潤一(現川崎F)もインタートト杯決勝のボローニャ(イタリア)戦でハットトリックを記録していたが、プレミア・リーグでは日本人はもちろん、アジア人でも初となる快挙だ。

 この試合の3日後に、マンチェスター・ユナイテッドはUEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦の第2戦を控えている。この」ノリッジ戦ではMFライアン・ギグスやMFポール・スコールズはベンチから見守っていたが、連続出場に向けて、大きなアピールになったはずだ。

 現地でもBBCが『香川が歴史をつくった』と、プレミア・リーグで初めてハットトリックを記録したアジア人選手となった香川を称えている。チームメイトのDFリオ・ファーディナンドもツイッターで「素晴らしい結果。香川も複数のゴールを決めたしね。彼は2本のシルクのような足を持っているね!!」と称賛し、「ハットトリックはラブリーだ!!」と続けている。

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