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梶山が最終節で3試合ぶり先発、パナシナイコスは6位でシーズンを終える

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[4.21 ギリシャ・スーパーリーグ第30節 パナシナイコス3-2ベリア]

 ギリシャ・スーパーリーグは21日、最終節を行い、MF梶山陽平の所属するパナシナイコスはホームでベリアと対戦し、3-2で勝利した。梶山は3試合ぶりに先発出場。得点に絡むことはできず、後半19分に交代したが、5試合ぶりの勝利に貢献した。

 パナシナイコスは前半5分、MFイブラヒム・シソッコのスルーパスに抜け出したMFビトロがPA内で倒され、PKを獲得。さらに、このファウルで相手選手が一発退場となり、試合開始早々に数的優位に立った。このPKをビトロが決めて先制すると、前半32分にもMFパプ・ハビブ・ソウが追加点を決め、リードを広げた。

 後半に入るとべニアの反撃を受け、後半11分に相手PA内でファウルを犯したDFパナギオティス・スピロプロスが退場となり、PKを献上。10人対10人の数的同数となり、PKで1点を返された。後半22分にはCKから2失点目。あっという間に同点に追いつかれた。

 それでもパナシナイコスは後半32分、シソッコの右クロスをFWルシアーノ・フィゲロアが落とし、ビトロがダイレクトでシュート。3-2と勝ち越しに成功すると、終了間際には両チームが2人目の退場者を出したが、そのまま逃げ切った。

 パナシナイコスは6位でシーズンを終え、来季の欧州カップ戦出場権を懸けたプレーオフに回る2~5位に入ることはできなかった。今年1月にF東京から期限付き移籍で加入した梶山は7試合に出場(うち6試合に先発)した。


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