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ネイマールが開始3分弾…日本は開幕戦でブラジルに敗れる

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[6.15 コンフェデレーションズ杯A組 日本0-3ブラジル ブラジリア]

 コンフェデレーションズ杯が15日、開幕した。日本代表は開幕戦でブラジル代表と対戦。前半3分、FWネイマールに先制点を決められると、後半3分に2失点目。後半ロスタイムにもダメ押しの3点目を許し、0-3で敗れた。日本は19日の第2戦でイタリア代表と対戦する。

 日本はW杯出場を決めた4日のオーストラリア戦(1-1)から先発一人を入れ替え、FW前田遼一に代わってMF清武弘嗣が先発した。システムは4-2-3-1。FW岡崎慎司が1トップに入り、2列目は右から清武、MF本田圭佑、MF香川真司と並んだ。
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 試合前のウォーミングアップでブラジルの選手たちがピッチに入ってきただけでスタジアムが大歓声に揺れた完全アウェーの一戦。選手入場後に行われたFIFAのゼップ・ブラッター会長の開会スピーチはブーイングにかき消されるなど、24年ぶりとなる敵地でのブラジル戦は異様な雰囲気の中、幕を開けた。

 開始早々にサッカー王国の洗礼を浴びた。前半3分、DFマルセロが左サイドから一気に前線へロングボールを放り込むと、FWフレッジが胸で落とし、ネイマールがPA手前から右足ダイレクトボレー。弾丸シュートを豪快にゴール右上隅に突き刺した。今大会、10番を背負う21歳の若きエースの先制弾に沸くスタジアム。日本はいきなりビハインドの展開となった。

 日本は前半6分、約30mの距離から本田が直接FKを狙う。縦回転をかけ、GKの手前でワンバウンドさせたボールはGKジュリオ・セーザルが前に弾くものの詰め切れない。同9分には本田が中盤でボールを奪い、中央をドリブルで駆け上がった香川から右サイドの清武に展開。クロスボールに逆サイドから本田が走り込んだが、左足ボレーは大きくゴール上に外れた。

 荒れたピッチの影響か、両チームともにミスが目立ち、なかなか決定機が生まれない。ブラジルはDFダニエウ・アウベス、DFマルセロの両SBが果敢に攻撃参加し、抜群の個人技とコンビネーションから簡単にサイドを崩すが、日本もゴール前で体を張って跳ね返した。日本は前半19分、本田が強引にドリブルで中央を突破。右足でミドルシュートを狙ったが、GKに弾かれた。

 前半のボール支配率では64%と日本を大きく上回ったブラジルだが、早い時間帯の先制点に、その後は明らかにペースが落ちた。前半36分にはGKへのバックパスに対し、スタンドからブーイングが飛ぶなど観衆も苛立ちを隠さない。前半41分にはFWフッキが右サイドから中に切れ込み、左足ミドルを放つが、外側のサイドネット。同43分、カウンターからネイマールがフレッジにラストパスを通すが、シュートはGK川島永嗣が右手1本でセーブし、追加点を許さなかった。

 最少失点の0-1で前半を折り返した日本だったが、またしても後半立ち上がりにゴールを決められてしまう。後半3分、ブラジルは右サイドからダニエウ・アウベスがグラウンダーのクロスを送ると、PA内のMFパウリーニョがワントラップから右足でシュート。川島の手を弾いてゴールネットを揺らし、2-0とリードを広げた。

 何とか反撃に出たい日本は直後の後半4分、清武の右クロスに岡崎が飛び込むが、左足のシュートはゴール右へ。同6分には清武に代えて前田を投入し、早くもベンチが動いた。前田は1トップに入り、岡崎が右サイドへ。同11分、前田のミドルシュートはGKにキャッチされた。

 11日に灼熱のドーハで行われたイラク戦(1-0)から長距離移動を含めて中3日で迎えた開幕戦。イラク戦にフル出場した香川、岡崎、MF遠藤保仁らには疲労の色が見え、試合が経過するについて運動量も落ち始めた。中盤にスペースが空き、防戦一方となる日本。余裕の試合運びを見せるブラジルは後半29分、ネイマールに代えてFWルーカス、同30分にはフッキに代えてMFエルナネスをピッチに送った。

 日本は後半33分、2枚目のカードを切り、遠藤に代えてMF細貝萌を投入。中盤のバランスを整え、反撃をうかがった。ブラジルは同36分、フレッジに代えてFWジョーを投入。3枚の交代枠を使い切り、試合を締めに入るブラジルに対し、日本は攻撃の糸口を見つけられない。後半43分、最後のカードを使って本田に代えてMF乾貴士を投入し、香川がトップ下に移った。しかし、後半ロスタイム、ブラジルはカウンターからオスカルのスルーパスに反応したジョーがダメ押しの3点目。開催国・ブラジルとの開幕戦は0-3の完敗に終わった。

(取材・文 西山紘平)

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