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FWのアピール合戦となった今節、FW豊田の2ゴールで鳥栖は2か月ぶり○

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[7.10 J1第15節 鳥栖2-1甲府 ベアスタ]
 
 サガン鳥栖がホームでヴァンフォーレ甲府に2-1で競り勝ち、5月6日以来の今季3勝目を挙げた。1-1で迎えた後半ロスタイムにFW豊田陽平がこの日2点目を突き刺し、勝利に導いた。他会場でも日本代表候補のFWがアピールする中、豊田もしっかりアピールした。

 試合が動きを見せたのは後半に入ってからだった、まずは15分、鳥栖は抜け出したMF野田隆之介がGK河田晃兵もかわす。だが慌てた河田は野田を掴みにいって倒してしまいPKを与える。さらに河田は一発退場。鳥栖は豊田が、代わって入ったGK荻晃太の逆を突くPKを決めて先制に成功した。

 だが後半35分、10人となった甲府にラッキーゴールが生まれる。DF佐々木翔のヘディングシュートがバウンドしながらGK赤星拓に向かって転がっていく。赤星は大事にボールを抱えに行くが、ボールは赤星の股間をすり抜ける。まさかのトンネル。苦しんでいた甲府にまさかのゴールが生まれた。

 しかし守護神のミスを救ったのはやはりこの男だった。1-1で迎えた後半アディショナルタイム、MF高橋義希の浮き球パスをオフサイドラインぎりぎりで受けた豊田が胸トラップからシュート。エースが味方のミスを帳消しにするゴールで、チームを5月6日の大分戦以来の勝利に導いた。

「勝ちゲームに出来てよかった」と笑顔を見せた豊田は、「これからはホームで強いサガン鳥栖をお見せできれば」と3月16日の川崎F戦以来のホーム今季2勝目を喜んだ。

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