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[Fリーグ]名古屋が湘南を破り、唯一のセントラル連勝

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[7.21 Fリーグ第8節 名古屋8-4湘南 テバオーシャンアリーナ]

 Fリーグは21日、第8節をテバオーシャンアリーナで行い、湘南ベルマーレ(Fリーグ)名古屋オーシャンズが対戦。前日に大阪に5-3で勝利していた名古屋は、この試合も8-4でモノにし、名古屋セントラルの2連戦を唯一の連勝で終えている。

 立ち上がりから名古屋がゴールラッシュを見せる。8分にFP森岡薫の落としを受けたFP北原亘がゴールを決めると、同12分には森岡が高い位置で相手からボールを奪い、追加点をマーク。これで勢いに乗ると、同14分にも前線でFPボラからボールを奪ったFP室田祐希が、ボールを奪い返しに来たボラにPA内で倒されてPKを獲得。これを室田が自ら決めて、一気にリードを広げる。

 前日の大阪戦では、前後半で一度ずつしか出場機会がなく、失点にも絡んでしまった室田は、これで自信を取り戻した。前半15分には、FPラファエル・サカイのクロスに合わせて、らしいトリッキーなシュートを決めた。

 一方的な展開になってしまった湘南も、ここから反撃を見せる。前半15分にキックインから、同17分にはFP小野大輔のパスを受けて、ボラが2点を決めた。しかし、個々で完全に勢いに乗らせないのが、名古屋の強さだ。前半残り38秒、北原が2点目のゴールを泥臭く決めて、5-2で前半を折り返した。

 後半の開始直後には、湘南のFP安藤良平が豪快なボレーで1点を返すが、その2分後にはFP渡邉知晃が2試合連続となるボレーシュートを叩き込み、譲らない。同6分にも森岡がボラからボールを奪い取って、ショートカウンターからゴールを決めて、勝利を決定的なものとした。終盤にパワープレーに出た湘南はボラがハットトリックとなるゴールを決めたが、名古屋も渡邉が追加点をマーク。最終的には8ゴールを挙げた名古屋が、勝ち点3を加えている。一方の湘南は3試合で21失点を喫し、3連敗。4あった貯金も1になった。

(取材・文 河合拓)
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