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[Fリーグ]第7節 名古屋vs大阪 試合後 ビクトル・アコスタ監督&吉川主将コメント

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[7.20 Fリーグ第7節 名古屋5-3大阪 テバオーシャンアリーナ]

 Fリーグは20日にセントラル開催の第7節を行い、第4試合では6連覇中の名古屋オーシャンズシュライカー大阪に5-3で勝利した。試合後、名古屋のビクトル・アコスタ監督は「とてもエキサイティングなゲームでした。見に来た人も満足して帰れたのではないでしょうか」と試合を振り返り、チームの成長について「私たちは正しい、良い方向に進んでいる」と胸を張った。また、キャプテンのFP吉川智貴も「監督の目指すフットサルが、だいぶ表現できている」と、手応えを口にした。

以下、ビクトル・アコスタ・ガルシア監督コメント
「とてもエキサイティングなゲームで、戦術的にもレベルが高い試合だったと思う。見に来た人も満足して帰れたのではないでしょうか」

―前から来るチームに対して苦戦する印象だが?
「こういうタフな試合で両チームとも気合いが入っていました。相手もしっかりラインを上げて組織的に守ってきます。特にボールに対してのプレスが早くて、激しい。そういう相手に対して、プレス回避の仕方はいろんな対策をしてきました。クリアランスのサインプレーなどを練習してきましたが、相手も組織的に強くボールにくると、回避するのはどのチームにも難しいです。それは、私たちだけでなく、彼らも感じたことだと思います。私たちもプレスを掛けて守りましたが、簡単に回避はできていなかったと思うので。非常に気持ちが入り、組織的に守って、プレスを強く掛けて来るときは、難しいものです」

―チームの仕上がりについて、監督はどれくらい手応えがありますか?
「私たちは、進むべき正しい良い方向に進んでいると思います。選手のパフォーマンスには、非常に満足しています。彼らは良い仕事をしてくれています。私が求めていることを、選手たちは日に日に理解してくれています。守備に関しても私たちは前からプレッシャーを掛けて狙いどころをうまくつけて、そこから得点を挙げるシーンもありました。私たちは、ゲームの中でミスはありますが、そこは無理したところであったり、ポゼッションを高めている中で、変な失い方をすることが、不利な状況で攻められます。それが一番怖いところです。そういうところを個人にアプローチしていけば、良いゲームもできていますし、変な失点も少なくなるでしょう。このグループは、しっかりと信頼もあると思いますので、グループの一人ひとりを信じてやれているので、このまま良い方向に進めると思います」

―今のボールを失った際に白方選手に注意をして、川原選手と言い合っていたが?
「特に問題があったというわけではありません。キーパーも私も、チームのために指示を出そうとした。そのタイミングが重なってしまったんです。そのシーンで白方のミスが目立ったので、それはミスを犯さないように注意しました。ボールが切れて、ゴールクリアランスのサインプレーの指示を出していたところで、私が白方に注意をしていました。そのタイミングでは、注意をしないでほしいということでした。そこも話し合って解決できたので、問題ありません。お互いに良くするために、指示をしたわけですからね。私の予想外だったことは、通訳をとおしたことで、自分が予想していたよりも指示が伝わるまで時間がかかりました。私が注意をしてからも、すぐにセットプレーに切り変えられるというイメージがあったのですが、思ったより、ちょっと時間がかかってしまいました」

 以下、吉川キャプテンコメント
「今日の試合は非常にタフな試合だったと思います。1試合をとおしてディフェンスが非常に良かったと思いますし、まだまだ改善点はあると思いますが、ビクトル監督の目指すフットサルがだいぶ表現できて来たと考えています。明日も試合があるので、この勢いに乗って、明日の試合を迎えたいと思います」

(取材・文 河合拓)
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