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難敵から勝ち点3 長友「魂こもった試合を見せられた」

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久々の逆転勝利に良いムード続く

 26日に行われたセリエA第5節で、インテルはフィオレンティーナをホームに迎え、2-1で逆転勝利を収めた。左サイドハーフで先発した長友佑都は、難敵相手の白星に「ホッとしている」と振り返っている。

 7-0で勝った前節サッスオーロ戦とは違い、この日は難しい試合になった。相手にボールを持たれる時間が長く、60分にPKで先制を許す。それでも、MFエステバン・カンビアッソとDFジョナタンのゴールで、勝ち点3を手にした。

 久々の逆転勝利に長友は、「率直にホッとした。ホントに魂こもった試合が見せられたと思う。フィオレンティーナは上位にいるだけあって、素晴らしいサッカーをするチーム。難しい試合だったけど、最後までみんな勝つんだと信じて戦った結果が勝利につながった。それが一番うれしい」と感想を語った。

 前節の大勝にチームが浮かれることはなかったようで、長友は「監督も強く気を引き締めていたし、練習から本当に厳しく、僕たちに言葉を伝えていた。気が緩んだということはない」と語り、「フィオレンティーナは本当に良いチーム」と相手をたたえている。

 開始直後に右足でミドルシュートを放った長友は「流れをつかみたかった。自分がしっかりチームの流れを」と、高い意識で試合に入った。終盤は右サイドにポジションを移し、中に切れ込んで左足でシュート。「右でも左でも両足使えるということで、シュートもあるし、クロスもあるし、相手も読みにくいと思う」と、選択肢の多さが武器になっていると実感している。ただ、「3本くらいシュートを打ったので、1本は決めたかった」と悔やんでいた。

 前半から判定にイライラしていた長友は、70分に主審への警告で今季2度目のイエローカードをもらった。「基本的に冷静なんですけど」と苦笑いを浮かべながら長友は、「前半から納得いかないファウルを取られたりして、ちょっとアツくなった部分がある」と振り返る。それでも、「頭の中は冷静だったので、大丈夫です」とのことだ。

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