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インテル、トヒル氏とのサインは今週末か

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会長職の行方はいまだ決せず

 インドネシアの実業家エリック・トヒル氏との間でクラブ売却に向けた交渉を進めているインテルは、今週末に取引成立のサインを交わすことになると見られている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 インテルはクラブ株式の70%をトヒル氏に売却する方向で交渉を進めており、マッシモ・モラッティ会長は先日、今週中に売却契約のサインが行われる可能性を示唆していた。

 当初は2日にもサインが行われるのではないかとの見方もあったが、書類手続きの問題もあってやや予定が遅れ、今週末にずれ込む見通しのようだ。

 モラッティ会長が会長職にとどまるのかどうかという疑問点に関しては、いまだ明確な答えは出ていない。株式売却後もモラッティ・ファミリーから数名が取締役としてクラブに残る見通しではあるが、会長の椅子に誰が座るのかはいまだ不透明な状況が続いている。

 いずれにしても、モラッティ会長はトヒル氏がクラブに明るい未来をもたらしてくれることを信じる様子を見せ続けている。『ガゼッタ』は同会長の次のような言葉を伝えた。

「サポーターは落ち着いてくれて大丈夫だ。(トヒル氏は)インテルのためになることをしてくれる人物だ。私の役職は分からないが、これから考えていくだろう」

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