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インテル売却に前進…会長は退任ほのめかす

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 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリアメディアは、インテルのマッシモ・モラッティ会長とインドネシアの実業家エリック・トヒル氏の間で買収交渉が行われ、大筋合意に達したようだと報じている。交渉は19日にパリで行われ、報道陣に対応したモラッティ会長も話に進展があったことを認めている。

 インテルの公式サイトによると、モラッティ会長は「合意に達した?それはまだですが、お互いを知るいい機会になった。話に決着をつけるというより、関係を深めるための会合になった。もう解決すべき大きな問題もありませんしね。あとは最良のタイミングを見計らって決めることが大事ですね。1か月以内に合意? 何もかもうまく行けば、合意に達することもありますよ」とコメント。

 また売却に応じた場合の割合については、「役割は問題にはなっていませんが、ただこういったことは非常に複雑です。簡単にはいきません。小さなことでご破算になることもあります。クラブにモラッティ家は残りますが、今は将来に向けて組織力を高める改修工事を行っているようなもの。クラブは現在も1億ユーロを越える選手が何人かいるわけですが、インテルはこのレベルを下げるわけにいかないと思っています」。割合については、トヒル氏が70%の株を購入することで調整に入っているものとみられている。また会長職を退くのかとの問いには、「分からないです。それについては考えていません。違うと思います。まだ分からないですが」と話している。

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