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先制点への強いこだわりを見せる香川

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 0-2で敗れたセルビア戦を受け、FW香川真司(マンチェスター・U)が先制点の重要性についてあらためて言及した。

「先制点を取って自分たちが主導権を握って戦うことが重要だし、そうなれば変わってくると思う。セルビア戦で出た問題点を反省して、次の試合をやっていきたい」

 セルビア戦では前半31分に自ら先制点を決める絶好のチャンスが訪れた。

 バイタルの中央近くまで入っていった香川がボールを受け、至近距離にいたMF本田圭佑にパス。本田からMF長谷部誠へつないでいる間に香川がゴール前へ侵入し、シュートまで行った。選手同士の距離感、スピードのある中でのパス技術に、香川の武器である“パス&ゴー”が絡んで生まれた決定機。試合後、「決めるべきところで決められなかったことを反省したい」と肩を落としたあの悔しさをベラルーシ戦にぶつけたいという気持ちなのだ。
 
「得点にはだれもがこだわっていると思う。得点するためにどういう攻撃をするか。チームとしてイメージを共有しながら攻撃をつくり上げていきたい」

 アウェーでの貴重な2連戦。香川には手ぶらでマンチェスターに帰るつもりなど、さらさらない。

(取材・文 矢内由美子)

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