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今季初ゴールで首位アーセナル撃破へ…香川「チャンスはある」

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 マンチェスター・ユナイテッドは10日にホームで首位アーセナルと対戦する。序盤戦こそ負けが先行したユナイテッドだが、前節のフルハム戦で今季初のリーグ戦連勝を飾るなど、ようやく復調気配を見せ始めている。

 香川真司もシーズン当初はベンチを温める試合が続いたが、公式戦ここ5試合中4試合に出場するなど、デイビッド・モイーズ監督の信頼も徐々に得てきているようだ。

 香川は8日に公式時計スポンサーのブローバの記者会見に出席。公式サイトが週末の首位アーセナル戦に向けて意気込む香川のコメントを伝えている。

 現在アーセナルは勝ち点25と2位チェルシーとの勝ち点差も「5」を付け、首位を快走している。ユナイテッドとの勝ち点差も「8」。ユナイテッドとしてはこれ以上差を広げられるわけにいかない。香川も「僕たちはホームでしっかり勝ち点3を取らないといけない。そこは冷静に捉えてしっかりやりたいです。それに尽きるので。とにかくアーセナルとのポイントを縮めることを考えて、どんな形であれ、勝てればいい。こういう試合は誰もが楽しみ。それに向けてしっかり準備をするだけ」と力を込めた。

 また現在のコンディションについては「ここでは毎日、毎日が勝負だと思っています。練習の中で特長を分かってもらえるようにやっているつもりです。もう1年になるので、周りの選手も僕のプレーを把握してくれていると思う。ただもっとコンビネーションは深めていきたい」。また大活躍したドイツ時代からの成長度という意味では「自分自身がプレミアで感じるのは、1対1とかフィジカルの戦いで勝っていかないと厳しい。そういう局面が多い舞台だし。そこの戦いは攻守において意識しています。体のバランスで、どこが足りないのかを見てやっています。ドイツ時代よりはいい体になっていると思う。ただもっともっとフィジカルで良い体が必要だと感じています」と話した。

 期待されるのは今季初ゴールだ。香川は「1試合1試合結果を求めて、今シーズンはまだゴールを取れていないので、ゴールを取れれば勢いも出てくると思う。毎試合チャンスはある。後は決めるか決めないか。チャンスは作れているので、仕留めるだけだと思う」と力強く話した。


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